シーバードが事業停止、自己破産申請へ(秋田)(更新日:2010/2/5)
民間信用調査機関によると、シーバード(秋田市、代表小高定夫氏)が2月2日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが分かった。
同社は、1994年10月に設立したパチンコホール業者。もともとの前身は83年3月に地元企業が経営していた「パチンコ銀の長靴」であり、その後経営母体の変遷があり95年5月に「パーラーABCD」としてオープンした。2004年にはパチスロ専門店「スロットクラブスイート」へと変更してスロットマシンを増設するなど、顧客志向に対応した店舗展開を手掛け、05年2月期には約9億6600万円の年収入高を計上していた。
しかし、スロットマシンの射幸性を弱める行政指導により、近年は収入高・収益ともに苦戦を強いられ、09年2月期の年収入高は約5億4800万円にまで減少していた。そうした状況において、09年7月にはパチスロ専門店からパチンコ・パチスロ店「Sweet」へと改装し業績回復に努めたものの、県外資本パチンコホールや県内大手同業者との競合により、業況の改善が望めず今般の事態に及んだ。
負債は約2億5000万円の見込み。
遊技通信
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