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2002年3月29日金曜日

パチンコチェーンストア振興会が発足

パチンコチェーンストア振興会が発足(2002/03/29更新)

 パチンコを国民大衆娯楽として産業化し、公正明大に広く社会に貢献すること目的とするパチンコチェーンストア振興会(PCSA)が3月25日、東京千代田区にあるホテルニューオータニにて設立総会及び記者会見、懇親会を行った。

 同振興会は他の団体との大きな違いを、参加企業の個々の損得や行政上の立場ではなく、常にお客(消費者)の立場で、全ての物事を考えることとし、敷居が高くなりつつあるパチンコを大衆の側に引き戻すことを目的に活動を行っていくこととしている。

 具体的には、(1)風適法から遊技産業法として単独立法をめざす (2)リーガルマインドの育成 (3)経済的規制の撤廃 (4)社会的規制の強化 (5)パーラー経営企業の株式公開を目指す——この5つを将来のヴィジョンとし、少なくとも30〜40社が安定した経営をすることで業界全体のイメージアップを大幅に上昇させ、新卒採用や資金調達において社会からの信頼を得ること目指す。

 設立総会では、第1〜3号議案までが上程され、(1)会則規約 (2)会員企業 (3)執行部メンバー——それぞれが可決・承認された。(会員企業及び執行部役員は下記を参照)

 懇親会には多数の来賓があり、特に自民党、民主党の議員が多数来場。パチンコ単独立法や換金制度の合法化を研究している両党の議員から大きな期待が寄せられた。

 また、1年を目処に特定非営利活動法人(NPO法人)を認定、取得し、人格ある法人にすることも報告された。

 ◎設立総会時の会員企業(※●印はセミナー後の新規企業)

アミューズメントジャパン(株)

(株)イクサム

(株)キョウサン

(株)ケイズ

(株)合田刊行商事

 城山観光(株)

(株)大成商事

 ダイエー観光(株)

(株)ダイナム

(株)ティーアンドディー

 日拓ランド(株)

(株)ニラク

(株)平成観光

(株)ペックコーポレーション

 町田酒造(株)

(株)松三

(株)マルハン

 ミカド観光(株)

(株)メッセ

(株)ユーコー

●ひぐちグループ

●(株)第一物産

日遊協東京支部総会、政府税調委の猪瀬氏が講演

日遊協東京支部総会、政府税調委の猪瀬氏が講演(2002/03/29更新)

 平成13年度の日遊協東京支部総会が3月26日グランドアーク半蔵門(東京都千代田区)で開催された。総会の冒頭、日遊協の深谷会長が、

 「業界の中で私たちが果たさなければならない義務を知る必要があります。遊技業界の中で日遊協サイドは改革を行う大きなうねりの中にある。日遊協の内なる仕組み改革もやり、外に対しては我々が健全娯楽であるためにはどんなホールが望ましいかを探り、優良店のガイドラインを引く、店長のコンテストをやるなど、元気のある遊技産業になるために業界内で真面目に頑張っているホールがあるところを皆にアピールしたい。各支部のミーティングではこういうふうに頑張れという事を聞かされています。さらなる皆様の協力、支援を賜るようお願いしたい」などと挨拶。

 引き続き、警視庁生活安全部保安課の荒牧正伸風俗係長は、蔓延する不正機の現状に対して「経営者は自分の足元を見据えて、機械は店長任せでなく大事な部分はキチンとチェックして欲しい」と訴え、量定基準の改正により新しい基準が適用されれば不正による店舗の取消しもありうることを示唆した。

 また今年4月11日に認定満了になる海物語の公安委員会での再認定に関して「受付・検査・認定まで大変な労力がかかるために、できれば一ヵ月程度の余裕をもって持ち込んで所定の手続きをして欲しい」と述べた。

 東京支部の役員改選では岸野禎則支部長が満場一致で再選された。また、第2部の講演では(株)ゼムスの廣瀬義徳専務が『魅力的な遊技機の選び方』と題して、パチンコの魅力は「シンプルさとわかりやすさ」にあるとした持論を展開。派手な演出だがあたりにくいリーチに代表されるような液晶表現が機械寿命の短命化を招いていると指摘した。

 続いて政府の税制調査会委員である猪瀬直樹氏が、昨年提案した「カジノ・ゲーミング法の税制」を元にした『カジノ・ゲーミング法とパチンコ産業』について講演した。


2002年3月1日金曜日

回胴遊商は5団体に寄付金を贈呈

回胴遊商は5団体に寄付金を贈呈(2002/03/01更新)

 回胴式遊技機商業協同組合は2月27日、東京上野の組合事務所において社会福祉法人中央共同募金回など5団体に総額600万円の寄付金を交付する贈呈式を行った。

 この寄付金は、昨年1年間で発行された遊技機に貼付する「確認シール」120万枚分の金額(1枚5円)であり、各団体均等に120万円が贈呈された。今後は継続的に行っていくとのこと。

 寄付金交付団体は以下の通り。

・社会福祉法人 中央共同募金会(代表者・長尾立子)

・財団法人 警察育英会(代表者・山本鎮彦)

・財団法人 犯罪被害救援基金(代表者・那須翔)

・財団法人 麻薬・覚醒剤乱用防止センター(代表者・上村一)

・財団法人 国際協力推進協会(代表者・大河原良雄)


大都技研は新機種『ガンガン』を発表

大都技研は新機種『ガンガン』を発表(2002/03/01更新)

 (株)大都技研は2月27日、東京本社ショールームにおいて新機種『ガンガン』を発表。業界関係者が多く駆けつけ、会場で、実機が当たる抽選会も行われ多いに盛り上がった。

 同機の最大の特徴は、順押しするだけで誰でも簡単にメダルを大量に獲得できる「EB(イージーボーナス)」。EBはボーナスフラグ成立時に抽選し、当選時は筐体上部のフェニックスリールに羽が3ゲーム連続で揃う。EBは20ゲームワンセットで連続性があり、EB中に成立したボーナスはスットクしEB連続終了後に放出、さらにEB抽選とEBとボーナスの連続性が楽しめる仕様となっている。

 スペックはビッグ確率431分の1(設定1)〜240分の1(設定6)、レギュラー確率は2340(全設定共通)、出玉率94.8(設定1)〜119.9(設定6)となっている。


IGTが新機種『ラトルスネーク』を発表

IGTが新機種『ラトルスネーク』を発表(2002/03/01更新)

 IGTジャパンでは2月22日、東京ドームホテルにて新機種『ラトルスネーク』を発表した。 同機はストック機能を搭載した連チャン機。従来このタイプの機種は「ある程度ハマらないと連チャンしない」という欠点を持っていたが、ラトルスネークはBタイプにすることによってビッグ、レギュラー合成で100 分の1以上(60ウン分の1、という話)という高確率でボーナスを抽選。このためいかなる状況でも連チャンが期待できる仕様となっている。通常時のボーナスは吸い込み方式で放出ゲーム数が決定されるが、ボーナスの出現率は概ね83分の1(設定6)〜159 分の1(設定1)。ボーナス後100 ゲームまでに70%以上で連チャンが期待できる他、1023ゲーム目に天井が設定されている。ビッグボーナスはバックランプのナビに従うだけで平均370 枚の獲得が可能。


庶民的なパーラーを支えるICコインユニット

庶民的なパーラーを支えるICコインユニット(2002/03/01更新)

 ICコインを使ったシステムとして、昨年衝撃的な価格を携えてカード市場に参入したジョイコシステムズ。今回はコイン投入型に続き、硬貨・紙幣投入型のユニットを発売、導入店をスタートさせた。導入された製品は500円投入型の『JOYCO−500』と千円紙幣入金タイプの『JOYCO−1000』。

 2月9日、JOYCO−1000を216台導入した《いこい》=埼玉県川越市脇田町105=は地元での営業が約35年、お年寄りも多い庶民的なパーラー。羽根物のコーナーに年配客がぎっしり付いているのが微笑ましい風景だ。導入したユニットは千円札の挿入口があるために、ファンが座ったままで遊技を継続できるの。導入を決めた細野光晴主任は次のように語る。 「ウチの場合地下店舗というデメリットがあるために客を引きつける何かが必要でした。今回の改装はジョイコ導入をメインにしたチラシを配りました」 

 また2月1日、JOYCO−500を導入した《ニュースカイプラザ》=福岡県鞍手町中山宇崎2374−2=は同ユニットを126台導入した。

 「ウチはこれまで現金機だけの営業を行っていましたが、現金機が今後少なくなっていくということから今回CR化に踏み切り、今使っている島にそのままジョイコさんのユニットを使用。お客様には現金機感覚で使って頂いています」

 と金保店長は言う。両方に共通するのは庶民的な店舗ということだ。