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2005年4月22日金曜日

「みなし機の6月撤去はない」、日遊協副会長が断言

「みなし機の6月撤去はない」、日遊協副会長が断言(2005/04/22更新)

 4月20日の日本遊技関連事業協会近畿支部総会のなかで日遊協の大久保正博副会長は、いわゆる『みなし遊技機』の動向について、「6月末の撤去は現在のところない」と断言した。

 みなし機の撤去時期については、昨年7月の遊技機規則の改正から1年が経過する6月末を目途に撤去しなければいけないとの話がまことしやかに出ていたが、大久保副会長は「行政担当官に確かめたうえでの確実な話」と前置きした上で、「6月末撤去は現在のところ全くない。行政側は(新規則に則した)多様な遊技機が出ているという判断を持っており、パチンコとパチスロを分けてみなし機の撤去時期を設ける考えもあったようだが、現時点ではパチスロ機の新基準機が市場に出てからみなし機を撤去するとのことだ」と述べた。

 また、一部の県の店舗で所轄警察署の担当者からみなし機を外すよう指示が出されたとの噂に対しても「突然、みなし機を撤去しなさいという事はないそうだ。一定の猶予期間を設けて撤去となる」と明言した。

 ただ大久保副会長は、みなし機はあくまでも検定期間もしくは認定期間の切れたままパーラーで使用されている遊技機だと強調し、「もともと適合とはいいがたい状態で使われている遊技機だ。大量に設置している店舗は徐々に減台していくようお願いしたい」とも述べた。



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健全化機構、第三者機関の位置づけで合意

健全化機構、第三者機関の位置づけで合意(2005/04/22更新)

 全日本遊技事業協同組合連合会(山田茂則理事長)は4月20日、東京・新橋の『第一ホテル東京』で理事会を開催。理事会終了後に開かれた定例の記者会見で、同連合会が「不退転の決意」(山田理事長)で構築を目指す『遊技産業健全化推進機構』(仮称)の骨格について、4月18日までに日遊協と最終合意に達していたことが明らかにされた。会見には山田理事長と中谷事務局長が出席した。

 同機構は、全日遊連が推進役となり日遊協など業界他団体、計8団体共管での運営を想定するもの。柱となる「遊技機の販売制限」を実施する上で、他団体との連携強化が不可欠になったためで、遊技機の購入時にメーカーと交わしている売買契約書に特約条項を新設、(1)行政処分を受けた、(2)立入に関する誓約書が未提出、(3)立入拒否、(4)立入時に遊技機及び周辺機器に異常が認められ、明らかに内部不正と機構が認定した場合、(5)立入再検査に応じない場合等、こうしたケースには遊技機を販売しないペナルティーを特約条項に盛り込む方向で調整が続けられている。

 ただ、販売制限には独占禁止法に抵触する可能性が排除できないことから、法律の専門家を交えるなど、慎重な協議が続けられている模様だが、ペナルティーの新設自体には「全日遊連と日遊協は完全な意見の一致をみている」(山田理事長)ことが分かっている。

 意見が割れていたのは、機構をめぐる第三者機関の位置づけだ。機構の活動を定期的に監視する審議会を別に設置。全日遊連が全防連、有識者、行政OBなどを構成メンバーとするこの審議会を第三者機関に位置づけたい考えを示していたのに対し、日遊協は機構自体の第三者機関に位置づけ、さらに立件を目的としたピンポイント立入の実施主体についても業界から完全に分離・独立した第三者にあたらせるべきだとのスタンスを貫いていた。

 今回、合意に達したのは、機構自体を第三者機関に位置づけたいとする日遊協案。日遊協の主張を全日遊連が受け入れた形だが、業界8団体の代表者のほかに、業界外から有識者を招聘、第三者性を確保した布陣を敷くことで折り合っている。8団体は、全日遊連、日遊協、日工組、日電協、全商協、回胴遊商、自工会、補給組合。補給組合は今回から新たに追加されたものだが、当初、名前が取り沙汰されていた風俗環境浄化協会は入っていない。なお、立入の実施主体についてはなお協議中で、「ピンポイント立入に従来どおり全日遊連の立入専門部員を派遣するかどうかは未定」(山田理事長)と報告された。全日遊連の専門部員は現在約100名。

 一方、ピンポイント立入とは別に、全日遊連傘下の県遊協が実施主体となる恒常的立入システムについては、「(システムの運用)要綱を作っていない(傘下)組合は一つもない」(同)ことが明らかにされ、すでに設置済の県遊協も含めて、傘下51都府県方面組合すべてがシステム構築の方針に足並みを揃えたことが報告されたが、焦点の財源問題に関しては、「新台購入時はホールとメーカーがそれぞれ100円ずつ、中古の場合はホールと販社がそれぞれ50円ずつ負担し、費用の徴収をメーカーおよび販社にお願いする方向で全日遊連と日遊協は意見が一致している。これを踏まえて今後は供給側の団体と協議に臨みたい」(同)と述べた。

 この財源は、主に各県に設置される恒常的立入にあたる専従員の人件費にあてるもの。会見では、全国の総設置台数に対して「5万台に一人ぐらい」(同)を配置したい考えが示された。

 ピンポイント立入および県遊協主体の恒常的立入は、非組合員のアウトサイダーも対象に入れたい方針が示されている。その場合の誓約書の提出先は、機構宛とする案が有力視されている。



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2005年4月15日金曜日

愛遊協、愛知万博への出展内容を決定

愛遊協、愛知万博への出展内容を決定(2005/04/15更新)

 現在、愛知県で開催されている「2005年日本国際博覧会」(愛・地球博)に、愛知県遊技業協同組合が6月23日(木)から7月10(日)の18日間、パビリオン『P-Forest』を出展する。出展会場は、長久手会場のモリゾー・キッコロメッセ内。

 愛遊協のパビリオンは、玉遊びとリサイクル社会がテーマで、名称の『P-Forest』は環境の森『Forest』と、プレイ(Play)、プレジャー(Pleasure)、平和(Peace)、パチンコ、パチスロの『P』から来ているという。1500平方メートルの広さを誇るパビリオン内は、(1)エントランスゾーン(2)ヒストリーゾーン(3)テーマゾーン(4)ステージゾーン(5)アドベンチャーゾーン(6)フェアウェルゾーンの6つの空間に分かれている。

 ヒストリーゾーンではパチンコのルーツであるウォールマシンや正村ゲージなどを展示、パチンコの歴史を紹介するほか、けまり、ビー玉、けん玉、スマートボールなど日本の玉遊びを紹介。テーマゾーンではパチンコ台のリサイクルの仕組みを解説するコーナーに加えて液晶、骨伝導パチンコ、フィットネスパチンコなど最先端のパチンコの可能性をアピールしていく。

「今回は環境万博というテーマを打ち出しているため、(愛遊協のブースでは)釘、液晶、木の廃材などパチンコのリサイクルの状況や環境を重視した内容にしました」と愛遊協の担当者は述べる。そのため景品のシャープペンシルやパビリオン内の机や椅子までパチンコの廃材から作るなど徹底してリサイクルのコンセプトを追求。

 愛遊協は来場者への告知手段として、テレビ、ラジオ、新聞、チラシなどを利用したPR戦略を展開、業界のイメージアップに繋げていく予定だ。



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SANKYOが『CRF・湯けむり紀行』発表

SANKYOが『CRF・湯けむり紀行』発表(2005/04/15更新)

 SANKYOでは4月4日、パチンコ新機種『CRF・湯けむり紀行』シリーズの発表展示会を開催した。4月24日から納品を開始する。

 この『CRF・湯けむり紀行』シリーズは、03年に約9万台のセールスを記録した『CRF・夏祭り』で採用したオリジナルキャラを起用。BGMにはジッタリン・ジンの「にちようび」が流れる。ゲーム性では液晶前面に搭載された障子役物の開閉アクションが最大の特徴で、この障子役物が液晶とリンクしながら様々な演出を繰り広げる。

 シリーズは5機種あり、メイン機となるのは「突然確変タイプ」の『SF-T』(大当たり確率1/397.2、確変突入率58.8%、出玉約1890個)。スペックは突確タイプとして人気を得た『CRエヴァンゲリオン』と同じで、安心して使えるという点もセールスポイントだ。

 そのほか、マックスタイプの『ZF』(大当たり確率1/496.5、確変突入率68%、出玉約1890個)と、『SF』(大当たり確率1/399.6、確変突入率60%、出玉約1890個)、『RF1』(大当たり確率1/249.2、確変突入率75%、出玉約648個)、『RH』(大当たり確率1/368.2、確変突入率88%、出玉約540個)がある。



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フィールズ特別協賛のK-1大会で高視聴率

フィールズ特別協賛のK-1大会で高視聴率(2005/04/15更新)

 遊技機販売商社大手のフィールズが特別協賛する『Fields K-1 WORLD GP 2005 in SEOUL』が3月19日、韓国ソウルで開かれ、この模様を中継録画したケーブルテレビの平均視聴率が過去最高の5.08%を記録した。ネット上の同社「ニュースレター2005.04」が報じた。

 録画中継は、韓国ケーブルテレビ最大手の「MBC ESPN」が大会翌日の夜に5時間にわたって放映。今回記録した5.08%という視聴率は、従来の平均視聴率1.00%大幅に超えるもので、ケーブルテレビ史上に残る歴史的快挙となった。



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人気格闘ゲーム「ストII」がパチスロに

人気格闘ゲーム「ストII」がパチスロに(2005/04/15更新)

 アリストクラートテクノロジーズは4月11日、赤坂プリンスホテルにおいてパチスロ新機種『ストリートファイター2A』の新機種発表試打会を開催した。

 この『ストリートファイター2A』は、格闘ゲームとして全53タイトル、総出荷台数2400万本を誇るカプコンの世界的名作『ストリートファイター』をモチーフにしたA-600タイプ。アリスト社得意の5リールによって、ゲームに登場するキャラクターの対決が繰り広げられる。また、技術介入性も高く、ビッグボーナス中は毎プレー目押しを行うことで最大675枚の獲得が可能(平均568枚)だ。

 ボーナス解除はゲーム数解除もあるが、チャンス目と小役解除がメインとなる。ボーナス比率は3対2。レギュラーボーナスはジャックゲームが6回と短く、その分をビッグボーナスに特化し、メリハリを付けている。



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2段階抽選のニューパチンコ機登場

2段階抽選のニューパチンコ機登場(2005/04/15更新)

 マルホン工業は4月1日、新要件機では初となる2段階抽選を採用したパチンコ新機種『CRファイブドラゴンZ83』の発表展示会を開催した。

 大当たりまでの流れは、左スルーチャッカーに玉が通過すると上部のドット(普通図柄)が回転→「33」「77」で上部の電チューが開放(最大5.8秒or8カウントまで開放)→入賞後メインの液晶図柄が回転し、1〜7の3ゾロで大当たりとなる。

 大当たり確率は普通図柄1/57.7、メイン図柄1/40.1。1回の出玉は450個だが、3回ワンセットとなるため3回終了時の出玉は平均1350個。また3回目の大当たり終了後は70回の時短付き、時短中は普通図柄の変動時間が8秒から1秒へと短縮されるほか、普通図柄確率が確変時と同じ確率(1/1.02)のままとなるため、時短中の引き戻し期待値は83%と高い点が特長。姉妹機の『A72』は普通図柄確率が1/37.7と甘く、50回の時短が付く。



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アルゼ、2期連続の経常減益

アルゼ、2期連続の経常減益(2005/04/15更新)

 アルゼ(株)(阿南一成社長)は4月11日、同社ホームページ上にて、平成17年3月期業績予想(連結・個別)を下方修正すると発表した。

 これは2月25日付で発表していた第3四半期の業績予想に対するもので、この時点で66億円と予想された平成17年3月期の経常利益(連結)を17億円に下方修正した。

 4月12日付日本経済新聞によると、修正後の連結経常利益は前の期比8割減の水準で、2期連続の経常減益。売上高は同29%減の716億円と報じている。

 不振の理由について同社では、3月に3万台の販売を予定していた新要件パチンコ機の認可が次期にずれ込んだことや、昨年7月1日の新規則施行「前」に申請した旧要件パチスロ機の認可がとれなかった点を上げている。また施行「後」に申請した新機種についても、「パチンコ機、パチスロ機ともに多数の申請を行ったにもかかわらず、結果として認可がとれなかった」としている。



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電遊協が第5回通常総会開催

電遊協が第5回通常総会開催(2005/04/15更新)

 パチスロ機メーカーの組合・電子遊技機工業協同組合(小林朴理事長)は4月12日、第5回通常総会を開催。すべての議案を可決・承認した。

 総会後の記者会見で寺尾文孝専務理事は、10年前に比べパチスロ市場が拡大していることに触れ、「回胴式遊技機に携わる関係者の社会的な責任はますます大きくなっている。私たちに求められることは、機器の開発やサービスを通じて健全性を維持しながら、お客様に喜ばれる仕組みをつくり発展させること。それがパチスロ業界の発展に繋がる」と述べ、社会的責任として「不正防止」と「社会貢献」の2点を強調した。

 現在の電遊協組合員は、(株)エマ、(株)ワークデュード、(株)ビーム、(株)パレス工業、(有)デージー、(株)デルタ、(株)クリエイト21、(有)ゴールドメダルの8社。

■電遊協役員
理事長  小林 朴
専務理事 寺尾文孝
理 事  赤松泰治(エマ)
 ″   永易睦民(ワークデュード)
 ″   島内和則(デージー)
 ″   左近昌二(デルタ)



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2005年4月8日金曜日

名古屋の「Vシステム」、2月末で導入終了

名古屋の「Vシステム」、2月末で導入終了(2005/04/08更新)

 愛知県名古屋市の《パロット万場店》が昨年12月21日からテスト導入していた新しい景品提供システムの「Vシステム」が、約2ヶ月間のフィールドテストを終えて2月28日をもって外された。

 Vシステムは、いわゆる特殊景品に、ゲームや壁紙などのデータを記憶させたリライト可能なCD-RWを使用した景品システムで、客は獲得玉(メダル)をCD-RWと交換し、そのCD-RWを景品交換所にある専用読取機に通すことで現金が払い出されるというもの。運営は日本景品流通センターと日本景品情報センターが請け負っていた。同システムはCD-RWのデータを書き換えることによって別の景品になるため、景品の還流防止につながると期待する声もあった。

 一方で、これまでにない景品提供システムとして行政側の見解にも注目が集まっていたが、店舗関係者によると、愛知県警側からはCD-RWに記憶されているデータに「1万円や5000円に見合うものがあるのか」との問い合わせはあったものの、特に問題等は指摘されていないという。

 なお、《パロット万場店》は現在、以前の景品提供システムへ戻している。



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ハマの大魔神・佐々木がパチンコに

ハマの大魔神・佐々木がパチンコに(2005/04/08更新)

 フィールズは3月29日、プロ野球の佐々木主浩投手と角川映画の往年の名作「大魔神」をコラボレーションさせたパチンコ新機種『CR大魔神』シリーズを発表した。現役のプロ野球選手とのタイアップは業界初。

 佐々木選手といえばウイニングショットのフォークボールだが、当然、パチンコの演出にも活かされており、フォークボールでバッターを打ち取れば大当たりが確定する。リーチ中にボタンを連打することでフォークボールの角度が変化し、落差43センチとなれば期待度がアップ。さらに監督のコールでマウンドに向かう佐々木選手が大魔神に変身している場合も期待度が高い。

 そのほかのリーチアクションには、佐々木選手から提案のあった「ゴルフリーチ」や「飲み比べタイム」も搭載。実写の佐々木選手も登場する。

 プレス発表会に同席した佐々木選手は「昔からパチンコは大好き。音楽もよく、ボタンを押してゲーム感覚で楽しめる」と出来映えに満足げ。



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ガイア、過去最高の440名を採用

ガイア、過去最高の440名を採用(2005/04/08更新)

 大手パーラー・ガイアの2005年度新入社員入社式が4月1日、東京ドームホテルにおいて行われ、今年は過去最高の440名が入社した。昨年度は382名。

 新入社員の内訳は、4年制大学・短期大学・専門学校卒が256名、高等学校卒が184名となった。主な出身校は北海道大学、東北大学、横浜国立大学、明治大学、立教大学、法政大学、中央大学、青山学院大学、日本大学など。

 入社式には、ガイアグループのスマイルアンバサダー(笑顔親善大使)を務めるグラビアアイドルの池端忍さんとイメージキャラクターでボクシング元世界チャンピオンの竹原慎二さんが駆けつけ、新入社員にエールをおくった。また、新入社員のなかから選ばれた男女10名が竹原さんとボクシングのスパーリングアトラクションを行うなど、入社式は盛り上がった。



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新潟県遊協、4施設に福祉車両を贈呈

新潟県遊協、4施設に福祉車両を贈呈(2005/04/08更新)

 新潟県遊技業協同組合(堀川三雄理事長)は3月31日、「うちの桜園」、「羽衣園」、「わらび園」、「みねの園」の特別養護老人ホーム4施設に特別仕様の福祉車両を1台ずつ寄贈した。

 新潟県遊協の福祉施設等への車両の贈呈は、平成14年度から社会貢献活動の一環として行っているもので、今年で3回目。車両の贈呈前には昭和50年度から26年間、毎年県下約100施設に車椅子や電動マッサージ、大型テレビなどを寄付してきた。

 贈呈にあたり、堀川理事長は「社会貢献の一助として活動を活発にしたい。この福祉車両が末永く施設入居者のために役立つことを心から願っています」と挨拶。寄贈先の施設を代表して「うちの桜園」の鳥島正幸園長が「道が狭く、坂道も多く、除雪車が入れない道がたくさんあるなか、4WD車である福祉車両が威力を発揮しています」と謝辞を述べた。



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コムシードとオリンピア、携帯サイトで業務提携

コムシードとオリンピア、携帯サイトで業務提携(2005/04/08更新)

 パチンコ業界に特化したコンテンツを提供するコムシード(東京都千代田区)とパチスロ機メーカーのオリンピア(東京都台東区)はこのほど、携帯電話用のパチスロファン向けの携帯公式サイト『オリンピアメイト(仮称)』のコンテンツ配信事業を共同で開始することで合意した。コムシードの遊技機メーカーとの業務提携は北電子に続く2社目。

 コムシードはモバイルサイトの運営ノウハウを活かして引き続き業務提携によるコンテンツ配信事業拡大を推進していくという。『オリンピアメイト』は初年度約10万人の会員獲得を目指す。



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2005年4月1日金曜日

アビリットから新媒体採用のCRユニット登場

アビリットから新媒体採用のCRユニット登場(2005/04/01更新)

 アビリット(株)は、パチンコ用カードシステム「クリエイションカードシステム」の新製品として、ICスティックをカードに替わる媒体として採用した全紙幣入金対応ユニット『FantaスティックCROZII』を発売した。

 ICスティックは、カード、コインに次ぐ第三の媒体といえるもので、最大の特長は従来のカードやコインと比較してスティック自体が非常に小さいこと。そのためユニット内に最大6本のスティックの搭載が可能となる。またスティックの価格が280 円と安く、イニシャルコストの軽減に貢献するほか、「セキュリティに優れデータの許容量があるために、汎用性を備え今後の研究・開発の余地がある」(同社担当者)という。発券機も不要だ。

 ファンがユニットを使用する場合は、上部の紙幣投入口に紙幣を入金するだけでOK、残金が残ったまま台を移動する場合はCR機の返却ボタンを押すと内蔵されているスティックがスティックリーダーから返却される。また残金があるスティックを精算する場合は精算機に入れれば残額が戻る仕組みだ。

 ユニットは昨年12月末のフィールドテストを経て今年3月より製品の市場投入を開始。四海樓や大東洋など全国で10店舗以上のパーラーで導入店されているという。今後同社はICスティックを製品の主流に据える予定。



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マルハン新卒採用283名、5兆円企業を目指す

マルハン新卒採用283名、5兆円企業を目指す(2005/04/01更新)

 パーラーチェーン大手のマルハンは3月31日、東京・港区の新高輪プリンスホテルにおいて平成17年度の新入社員入社式を開催した。

 平成17年度の新卒新入社員は、男性213名、女性70名の合計283名となり、昨年よりも61名増えた。内訳は4年制大学卒172名、短期大学卒6名、専門学校卒26名、高等学校卒79名となった。

 入社式では韓昌祐会長が「当社の原動力となってほしい」と新入社員にエールをおくったほか、平成16年度の売上高が1兆3000億円に達することを伝え、さらに「2010年の売上高は5兆円を目指す」と新たな目標も示した。

 続いて鈴木嘉和社長が「余暇市場82兆円のなかでパチンコ産業はトップの29兆円を占めるが、遊技人口は減少傾向にあり、大きな変革期を迎えている。二極化が進行し、社会から評価される企業が成長している一方、そうでない企業は淘汰される。諸君には新鮮な発想力を十分に発揮し、チャレンジ精神を大切にして、たゆまない努力を続けてほしい」と述べた。



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ダイコク電機、情報コンテンツ事業を分社化

ダイコク電機、情報コンテンツ事業を分社化(2005/04/01更新)

 パチンコ周辺機器大手のダイコク電機(名古屋市)は4月1日、パチンコ・パチスロファン向けの情報コンテンツ事業を分社化した。

 今回分社化した情報コンテンツ事業は、携帯電話の公式サイトやPCサイト上で出玉情報およびパチンコパーラーの最新情報に関するファン向けの配信サービスを展開していた。分社化は今年1月14日に開かれた同社取締役会で決定していたもので、分割登記も今日、4月1日に行われる。

 新設会社の名称はDIXEO(ディクセオ)株式会社。分割は、新設会社を継承会社とする簡易新設分割(分社型)で実施され、社長はダイコク電機の栢森秀行副社長が務める。資本金は1億円。全額ダイコク電機が引き受けている。本社は東京・北青山に置く。

 分社化の目的について同社では、「機に適した迅速な戦略を実行するため」と、マスコミ向けプレス・リリースで説明している。



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ダイナム、過去最高592名が入社

ダイナム、過去最高592名が入社(2005/04/01更新)

 大手パチンコチェーン企業のダイナム(東京都荒川区/佐藤公平社長)は4月1日、2005年度の春期入社式を開催した。今年は同社研修所である静岡県の天麗301ダイナム伊豆高原研修所をメイン会場に、山口県のマリンピア豊浦ダイナム研修所と東京の本社3カ所を中継で繋いで行われた。

 今期採用は過去最高の592名(男性510名、女性82名)。学歴別では、大学院卒18名、四大卒479名、短大・専門卒66名、高卒29名となっている。なお、今後は秋期採用で29名、来春に約600名の新卒を採用する予定だ。



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人材不足時代に備えエンビズ総研がセミナー

人材不足時代に備えエンビズ総研がセミナー(2005/04/01更新)

 業界シンクタンクのエンタテインメントビジネス総合研究所は3月17日、ソフィテル東京においてAclub特別セミナー『人材不足に終止符を打て!』を開催した。

 第1部では同社の山本健二氏が『店舗スタッフの効率的活用』をテーマに講演。昨年秋から人材不足の傾向が強まっていることに触れ、店舗スタッフ効率化の三大要素として人員配置、指導育成法、業務分担の3つのポイントを強調した。

 第2部では同社の西岡隆氏が『定着率が上がる店舗の仕組み』をテーマに講演、(1)評価内容を具体的にしてスキルをUPさせる(2)キャリアステージを明確にして向上心をUPさせる(3)ポジショニングを理解させ責任感をUPさせる(4)モチベーションをUPする、などの各ポイントを強く訴えた。なお同セミナーは3月15日にスイスホテル南海大阪においても開催された。



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福島のパーラー経営会社に民事再生法適用

福島のパーラー経営会社に民事再生法適用(2005/04/01更新)

 福島地裁郡山支部は3月18日までに、民事再生手続き中だったパーラー経営会社・アトラス(福島県郡山市)の再生計画を認可した。3月18日付けの福島民報など各紙が報じた。

 同社は昨年10月、民事再生法の適用を申請。経営の合理化を図り、不採算店舗1店を売却していた。現在経営している3店舗は営業譲渡せず、自立再生の手法で経営を継続する。

 再生計画によると、300万円以下の再生債権については半額返済とし、300万円を超える場合については300万円の50%の150万円を保証したうえで、300万円を差し引いた額の5%を上乗せして債権者に支払う。3月末から3年間で返済を進める。

 債権者は53人で、再生計画には50人が賛成した。金社長は「債権者には多大なご迷惑を掛けた。将来必ず恩返しできるように全力で経営に務める」と話している。



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新要件機への不安はギャンブル性の上昇

新要件機への不安はギャンブル性の上昇(2005/04/01更新)

 矢野経済研究所(石澤一未社長)は3月30日、昨年11月から市場投入された新要件パチンコ機に関するファンアンケート調査結果(ダイジェスト版)を発表した。

 このアンケートは、同社インターネットアンケートシステム「パチンコファンドットコム」を活用して2月24日〜3月2日の7日間にわたって実施したもので、今回は男性389名、女性214名、計603名のパチンコ・パチスロ遊技客から回答を得ている。

 それによると、新要件機を実際に遊技するまで規則変更に期待していた点として複数回答を求めた結果、「高い連チャン性・継続率」がトップ回答の65.3%を示し、多様性への期待派は「ゲーム性の幅が広がる」(21.7%)と「新しいジャンルへの期待」(27.2%)をあわせても48.9%にとどまっていたことが分かった。

 一方、規則変更に対し不安を感じていた点では、同様に、「投資金額が高くなる」(67.3%)、「大当たり確率が低くなる」(62.7%)と、ギャンブル性の上昇を指摘する回答がともに突出して高い比率を示したことも分かっている。

 また、単数回答を求めたアンケート実施時点での規則改正に対する印象では、「どちらとも言えない」の55.1%が断トツ。ただし、規則改正「前」のほうが良いの32.2%が、規則改正「後」のほうが良いと答えた12.8%に、倍以上の差を付けていた点が注目された。

 調査結果の詳細は3月30日に同社から発刊された『ひと目でわかるパチンコ新基準機の傾向と効果的な店舗演出』(A4版240頁)にまとめられている。



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