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2004年4月30日金曜日

新潟「No.1」、赤道店が営業許可取り消し

新潟「No.1」、赤道店が営業許可取り消し(2004/04/30更新)

 パチスロ機を不正改造し、風営法違反(遊技機の無承認変更)で新潟簡裁から罰金50万円の略式命令を受けた新潟県最大手のパチンコチェーン企業・アイビー企画に対して、新潟県公安委員会は4月29日までに、同社経営のパチンコ店「No.1赤道店」の営業許可を取り消す行政処分を決定した。地元新聞等が報じた。

 新聞報道によると、県内で無承認変更で営業許可が取り消されるのは今回が初めて。同店は5月12日から営業停止となり、同社は5年間、営業許可の申請ができなくなる。

 風営法違反に対する行政処分は、平成13年に警察庁が量定基準を全国で統一。その際、遊技機の無承認変更(不正改造機)による営業は許可取り消しとなる等、基準が引き上げられていた。その他、遊技機の無承認変更には40日以上〜6ヶ月以内の営業停止処分がある。

 なお、同社の経営する他の21店舗についての行政処分決定は、他日の聴聞に諮られる模様。



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早大がパチンコ依存症対策プログラム提案

早大がパチンコ依存症対策プログラム提案(2004/04/30更新)

 東京都遊協の4月度定例理事会が4月28日、都内遊技会館で行われ、そのなかで都遊協が早稲田大学理工学部に委託していた「パチンコ依存症対策に関する研究調査」について、同学部の加藤諦三教授がインターネットを活用した「パチンコ依存症防止プログラム」を提案した。

 加藤教授が同研究調査の中間報告として提案した「パチンコ依存症防止対策プログラム」は、パチンコ依存症専用のホームページを構築し、依存症に対する社会的アプローチとコミュニケーションを図り、その上で広く予防施策と啓蒙を推進していこうというもの。HPには自分の依存度がセルフチェックできる機能や、心理カウンセラーによるカウンセリング機能も想定している。また、すべての情報提供は加藤研究室の全面監修のもと、最先端の依存症の専門精神科医、大学教授、心理カウンセラー、IT(情報技術)の専門家などがチームを組み、共同研究、運営体制の構築を目指していくという。

 加藤教授は今回の取り組みに対して、「依存症者は意思が弱いなどと誤解されているがそうではない。自分にとって害となると分かっているのに止められないのは病気と考えた方がよい。都遊協が依存症を病気と捉え、治療に立ち上がったことは素晴らしいこと」と評価し、「この対策プログラムが依存症社会といわれる日本を大きく変えていくきっかけになる」との見解を示した。

 なお、理事会ではこの委託事業を今後も推進することとし、継続して研究・対策費用を支出することを決議した。



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兵遊青総会、新部会長に平山氏

兵遊青総会、新部会長に平山氏(2004/04/30更新)

 兵庫県遊技業協同組合青年部会(道風益定部会長)は4月26日、神戸市内の新神戸オリエンタルホテルにて第29回定時総会を開催。上程された第6号議案までをすべて原案通り可決・承認した。今年は任期満了による役員改選が行われ道風部会長が退任し、新たに平山龍一副部会長が新部会長に就任している。

 総会の開催にあたって挨拶に立った道風部会長は、昨年は厳しい情勢の中、若手の人材育成を目的とした立命館大学でのサービスマネジメント講座の開講に触れ、「この講座の開講を機に立命館大学の中にエンターテイメントビジネス研究会が設立した。これは業界全体の大きな問題を有識者からの提言や立命館大学のエンターテイメントビジネス研究会の研究結果として発表する仕組みである。この取り組みにより立命館大学との産学連携が確立できた」と述べ、新役員の決定後はそれぞれの立場で青年部会活動への協力を要請した。

 また、新部会長の平山龍一氏は、現在の青年部活動の礎を築いた諸先輩に感謝を述べるとともに、「業界を取り巻く環境は依然として厳しく、青年部会に課せられた使命も大きくなっている。近代的な遊技場経営、不正機対策、リサイクル問題など研究対象に力を注ぎ、身近で手軽な大衆娯楽を目指して斬新な活動を試みたい」と新部会長としての抱負を述べた。

 また第2部では、ホロンPBIインクの金蔵院葉子代表取締役による「社員のやる気を引き出すコミュニケーション術〜NLPコーチング〜」と題した講演が行われた。

【新役員】(敬称略)
部会長  平山龍一
副部会長 松居信宏
副部会長 折笠 仁
副部会長 伊坂三憲
会 計  伊岡宏修
監 査  畑 博敏
監 査  森山鉄秀



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2004年4月23日金曜日

『新海物語』の認定は2 段階方式で一本化

『新海物語』の認定は2 段階方式で一本化(2004/04/23更新)

 全日本遊技事業協同組合連合会(山田茂則理事長)は4 月22日、都内のホテルで理事会を開催。その後開かれた記者会見で、焦点の『新海物語』の認定問題をめぐって、当初示されていた「1 段階方式」と「2 段階方式」の2 通りの認定実施方式を、規則改正施行後に事前通告なしで封止作業を行う「2 段階方式」一本に絞り込む方針転換に踏み切ったことが明らかにされた。

「2 段階方式」は今回の認定の前提となる基板の封止・封印作業が7 月1 日までに間に合わないケースを想定したもので、認定申請に不可欠な保証書を当該メーカー(三洋物産)による目視点検のみでひとまず発給してもらい、封止・封印作業を施行後にまたいで実施するのが特徴。「1 段階方式」は立ち入り日時を事前に通知した上で目視点検と封止封印作業を同時に実施、それから保証書を発給する段取りになっていた。

 2 段階方式で封止・封印作業の実施日時に関する事前通告が行われないのは、保証書の発給が目視点検のみで行われるなど1 段階方式に比べてそのハードルが格段に低くなっていたため。これを1 段階方式並みにあとから補完する狙いに基づいている。

 今回の「2 段階方式」一本化の方針転換は、認定希望台数が全国で「110 万台をゆうに超えている」(内田事務局長)ことから、1 段階方式での対応がほぼ不可能な状況にあることが判明したためで、今後の目視点検のスケジュールを早急に調整したい考えが示された。

 また、製造番号類(遊技機番号、遊技機枠番号、主基板管理番号)の記入ミスを理由とする認定不合格を回避するため、各府県組合が取りまとめて三洋物産側に提出する「申請遊技機検査確認書」の事前チェックを要望したい考えをすでに同社側に伝えていることも明らかにされ、「不正が発見されたのならともかく、記入ミスで認定が受けられないのは可愛そうだ」(同)と説明した。

 目視および封止作業に伴う点検時に1 台でも不正が発覚した場合は、当該店舗の認定希望全台について認定は認められないが、さらに導入店独自で実施していた封止等のセキュリティ対策が、逆に今回の認定条件に用意された封止・封印を妨げてしまう場合も本認定は適用されない方向だ。

 一方、現検定パチスロ機の認定については、4月23日までに13社計81機種を選定されたことが明らかになっているが、人気機種の『ヨシムネ』(大都技研)シリーズと『ホクトノケン』(サミー)はこれに含まれないことが分かっている。



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大阪・千日前地区、高交換率へのシフト進む

大阪・千日前地区、高交換率へのシフト進む(2004/04/23更新)

 波紋が広がっている大阪の交換率の自由化解禁。交換率自由化の動きは市内中心部にまで波及している。例えば道頓堀の《ツインドラゴン》はスロット5.5枚、パチンコ3円交換にシフト、千日前の《TOPONE》ではパチンコは改装後3円交換に変更、《マルハンなんば店》や《KYO-ICHIなんば店》の大型店も現在までにスロットのみ6枚交換に変更するなど、同地区ではスロットを5.5枚交換や完全等価の店も見受けられる。

 新大阪駅周辺でも4月以降、パチンコ、スロット共に交換率を高価にシフトした店舗が目立っている。大阪府内全体ではパチンコはまだ従来どおりの42個(100円)交換が多数派だが、スロットに限定すれば、交換レートでお得な印象を与える6枚、5.5枚にシフトした所が徐々に多数派を形成しつつある。

 今後の流れはパチスロは6枚を中心とした高価交換に変化、パチンコは出玉感を強調する42個と「ハイバリュー」を強調する25個、30個、33個交換などの高価交換の二極化に向かうのではないかと予想される。



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日遊協近畿支部、不正機追放を強調

日遊協近畿支部、不正機追放を強調(2004/04/23更新)

 日遊協近畿支部の平成16年度総会が4月21日、大阪市内のホテルで開催され、山川暉雄支部長が不正機問題に懸念を示し、今後も不正機追放に積極的に取り組んでいくことを表明した。総会後のセミナーでは、同支部セキュリティ部会が最近のゴト事犯の傾向と対策を報告した。

 冒頭、山川支部長は昨今の不正機関連事案を振り返り、「全国的に、また組織的に不正機が蔓延していることに心を痛めている。大阪府遊協では不正機撲滅を宣言し、日遊協近畿支部のセキュリティ部会にも協力要請があった。その後、府内の不正情報を収集し、店舗に立ち入り調査できる体制をとっているが、こうしたことは他産業と比べても恥ずかしいことだ」と指摘。そのうえで、近畿支部では「今後も発展的に取り組んでいきたい」と不正機追放を改めて強調した。

 また来賓の大阪府警生活安全部・川城清憲保安第一課長も不正機問題に触れ、「不正機については外国人組織が絡んでいるといわれ、警察も取締りに取り組んでいるが、不正な部品や器具をつくる業者が減らない。なかにはホールの人も不正に手を染めていると聞いている。業界では健全化のために一丸となって立ち向かうことを目標にしているが、ぜひ努力してもらいたい」と要請した。

 総会ではその他、大阪府内でパーラー経営する福井章氏が副支部長に推薦され、満場一致で承認された。

 総会後のセミナーでは、チェーンストアー経営に詳しい(有)シム・インターナショナルの宮本正暉代表が「大手ビッグチェーンにみるパチンコ経営近代化について」と題して、日本のチェーンストア経営の現状等を説明。また、日遊協近畿支部のセキュリティ部会が最近の遊技機のゴト事犯傾向とその対策などを報告した。



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オフィスJ・新井社長がセミナー講演

オフィスJ・新井社長がセミナー講演(2004/04/23更新)

 4月16日に大阪の普陽ビルで開催された(有)オフィスジャパン関西と(株)レーグルが主催するホール経営者セミナー『2004年を乗り越える為の緊急提言セミナー』の第二部において、(株)オフィスジャパンの新井博貴社長が「交換率自由化に伴う釘技術のスタンダード化」をテーマにして講演、

「大阪の環境が変化し、顧客のニーズ変化に直面している。どうしたら、こうした状況に対応できるか。固定観念に左右されれば市場から取り残されてしまう。変化に飛んだ柔軟性が大切。そのためにはお客にイヤなことは絶対にしないこと、他と比べて一番いい釘を作ること、ビジョンを設計図に落としこんで、店長はその構想を実現するために売上、利益を上げ達成していく必要がある」と力説した。

 なお第一部では「釘師資格の国家資格化で見えてくるネクストステージとは?経済産業省認定『釘士検定』がもたらす可能性を探る」というテーマで朝日学園グループ朝日塾宙主宰の小島達也氏が講演、第三部では「どうなる見なし機問題?風雨強まる遊技機規則改正前夜」というテーマで業界コラムニストPOKKA吉田氏が、風適法の仕組み、規則改正施行前後の遊技機の状況などについてわかりやすく解説した。



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同友会総会、正会員が167社に減少

同友会総会、正会員が167社に減少(2004/04/23更新)

 日本遊技産業経営者同友会の第11回総会が4月20日、赤坂プリンスホテルで開催された。開催に先駆けて記念講演が行われ、大蔵省OBで、慶応義塾大学総合政策学部の加藤秀樹教授が『パチンコ産業を産業として確立させよう』とのテーマで壇上に立ち、

「パチンコ業界がもっとパプリックなものになるためには皆が共有するものでないと困る」と述べ、なくてはならない存在となった銀行業界や自動車産業を例に挙げたうえで、「日本は勝ち組み信仰に支配されすぎている。地域の発想、中小・零細の発想、生活からの視点で考え、昔からあるものを見直して自分の得意技で勝負することも大切」などと訴えた。

 松岡英吉会長の挨拶の後、吉川篤氏と高濱正敏氏の2氏が議長団に選任され総会の議題に入った。第3号議案の理事並びに正副会長承認の件では会長に吉川篤氏(群慶)、名誉会長に松岡英吉氏(松岡商事)が選任されたほか、副会長に高濱正敏氏(金馬車)、辻井正房氏(千里丘観光開発)、平沢黎哲氏(山水)の各氏が選任された。また金光義弘前筆頭副会長、松岡誠司(松岡商事)、高智大輔(ザ・チャンスグループ)など15名が理事に選任された。

 新会長に選任された吉川篤氏は今後の同友会の活動について、「パチンコ産業のファンはお客様。お客様に直接接しているホールがメーカー、行政との関連において十分に当事者能力がないことが私たちの問題を難しくしている。パチンコ産業は遊技を通してお金を獲得している。射倖性と換金をパチンコファンに提供してパチンコ産業が成り立っている。我々は顧客と社会全体に対して社会貢献のスタンスや今後どうパチンコが発展するかを知ってもらうことが必要。不正の撲滅だけでなく、顧客と社会の眼で自分たちを捉え個々の現実的課題に取り組むとともに、ホールの地位を高めて発言力を獲得していきたい」と訴えた。

 また終了後の記者会見では、正会員が167社、賛助会員が19社になり以前よりも会員数が減少していることが明らかにされた。



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新要件パチスロ機はCR機と現金機の2 本立て

新要件パチスロ機はCR機と現金機の2 本立て(2004/04/23更新)

 日本電動式遊技機工業協同組合(國嵜隼任理事長)は4 月21日の役員会で、7 月1 日から施行される新規則で事実上、CRパチスロ機が認められた情勢を受け、日電協としての今後の具体的な方針を確認した。

 それによると、CRパチスロ機は現行のCRパチンコ機同様、CRユニットと接続しなければ動作しない構造になるが、これについてはあくまで「CR対応専用機」に位置づける考えで、従来どおり現金機として出荷する場合は、遊技球等貸出装置接続端子板は搭載しない方向を確認した模様だ。

 日電協では当初、新規則に対応した新要件機以降は、CR機であるかないかにかかわらず、すべてのパチスロ機に遊技球等貸出装置接続端子板を搭載する方向で協議してきたが、同端子版の搭載機でCRユニットに接続せずに稼働させる場合に空き端子が出てくるため、セキュリティ上の問題からこの“一律搭載”を見送り、CR機と現金機の2本立てで新要件パチスロ機の開発に取り組むことが決まっている。

 なおCRパチスロ機への特典として日電協が陳情していた現行の50枚を超えるクレジット機能の付加については今回は認められなかったとしている。



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2004年4月16日金曜日

マルハンが150億円のシンジケートローン

マルハンが150億円のシンジケートローン(2004/04/16更新)

 (株)マルハンは3月31日、新店舗の建設と店舗改装を計画的に進めるため、既存取引銀行10行、新規取引銀行(外銀を含む)18行との間で総額150億円の無担保でのシンジケートローンによる資金調達の契約を結んだ。

 シンジケート団のアレンジャーはUFJ銀行、コ・アレンジャーはみずほ銀行が務めた。借り入れ期間は6年間、利率は基準金利(TIBOR)+1.0%程度、無担保無保証となっている。同社が出店資金をシンジケート方式にて調達するのは昨年に続き今回で4回目。

 シンジケートローンは、年度設備資金を各行協調融資により総額で調達するもので、これにより多額の出店資金を早期に確保できると同時に、調達事務が大幅に軽減できるメリットがある。



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「ロムなし」救済機を14機種追加

「ロムなし」救済機を14機種追加(2004/04/16更新)

 「みなし検定機」で認定申請ができるロムの搭載されていないパチンコ機について、警察庁はさらに5社・14機種を追加することを決定した。全日遊連が報じた。これで認定申請によって救済されるロムなしみなし機は6社・46機種となった。

 追加された「ロムなし」みなし機は以下の通り。

【奥村遊機】
ベーター
【三共】
コックピットI
【三洋物産】
ワンダービレッジ
スーパークロス
ピックアップ
スマッシュ
キャンパス
【ソフィア】
パズル11
マーガレットW13
【平和】
ハードル
マジック
クインハート
ウォーズ
ドリーミー

 今後、全日遊連はこのリストに基づき、傘下の府県組合を通じて認定希望台数の把握に努める方針だが、その作業を終えた段階で、該当機種の製造メーカーに諸元表の発給を求める考えだ。

 なおこの救済に係る諸元表は、各メーカーから全日遊連に送付され、次に全日遊連からそのコピーが傘下の各府県組合に送付されるが、このとき送付されるコピー枚数は認定希望の店舗軒数にかかわらず1 機種につき1 枚で、各府県組合が該当店舗数分をコピーし、認定希望各店に配布する形になっている。



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タイヨーE、新枠第1弾『ミンキーモモ』発表

タイヨーE、新枠第1弾『ミンキーモモ』発表(2004/04/16更新)

 タイヨーエレックでは4月12〜15日、名古屋、大阪、東京の3拠点においてパチンコ新機種『CR魔法のプリンセス ミンキーモモ』の発表展示会を開催した。

 同機は新枠「アントラー」を採用した第1弾の第1種。メインキャラクターは82年、91年に放映された人気アニメ「魔法のプリンセス ミンキーモモ」で、当時子供だった20代〜30代前半と、子供と一緒に観ていたと思われる40〜50代をメインターゲットに設定した。

 特長は液晶表示が動く他(ふるえる、傾く、回転する)、新枠から搭載された「αβボタン」により、プレイヤー参加型のゲーム性を実現。また店側が任意で非確変図柄(0、2、4、6、8)のうち1つを確変昇格図柄に設定できるといった画期的な機能を採用している。同機はフル時短タイプの『RR』(1/350.5)、新内規仕様タイプの『NN』(1/230.5、全図柄大当たり終了後5回転まで確変+65or95回転の時短付き)の2タイプが用意されている。



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テレビワールドがセミナー開催

テレビワールドがセミナー開催(2004/04/16更新)

 スカイパーフェクTV!で「全日本パチンコ・パチスロ情報局」(全パチ/Ch.754)を開局している(株)テレビワールド(柳丈久代表取締役)は4月13日、東京・大手町のサンケイプラザにて「激動の規則改正に伴うホール営業と遊技業界」と題したセミナーを開催した。

 講師を務めたのは、(株)遊技産業研究所の鈴木政博氏、フリーライターのリスキー長谷川氏、(株)ピーワールド・インサイトの吉岡豊代表取締役、執筆業やコンサルティング等で活躍するチャーリー湯谷氏の4名。また特別ゲストとして漫画家のさかもと未明さんも来場した。さかもとさんは、東京都遊協のチャリティカレンダーのイラストを担当している。

 今回のセミナーは規則改正を見据えたもので、パーラー・メーカー・ユーザーの3つの視点から各講師が講演。鈴木氏は新遊技機規則の概要を説明した後、先頃警察庁より発表された遊技機の「解釈基準」について解説。メーカーの視点に立った講演内容であった。また、ユーザーの視点からは長谷川氏が攻略誌の現状からファンの動向を述べ、吉岡代表取締役もピーワールドのデータベースを使いパチンコ業界を取り巻く環境に言及した。さらに湯谷氏は、自身の業界予想をもとに今後のパーラー経営のあり方について新たな提案をした。

 最後に行われたパネルディスカッションでは講演した各講師に加え、さかもと未明さんがゲスト出演。韓国のカジノ事情を取材して来たことを報告するとともに、「女性ファンを獲得するにはファッション性と親しみやすさが必要」などパチンコ業界への自身の考えを述べた。



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マルハンが千葉、大阪に新店

マルハンが千葉、大阪に新店(2004/04/16更新)

 大手パーラーの(株)マルハンでは4月9日、千葉市稲毛区に《マルハン長沼原店》をグランドオープンさせた。千葉県内の4店舗となる《長沼原店》は、パチンコ360台、パチスロ200台の総台数560台の同社標準型店舗となっている。

 また、同日には大阪府東大阪の《マルハン水走店》もグランドオープン。遊技機台数はパチンコ320台、パチスロ160台の総台数480台を備えている。大阪府内では20店舗目の出店となった。

 なお、4月9日現在の同社の出店状況は全国142店舗となっている。



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2004年4月9日金曜日

アヴァンスに蝶野正洋氏が訪問

アヴァンスに蝶野正洋氏が訪問(2004/04/09更新)

 中古機の仲介サイトを運営する(株)アヴァンスでは3月31日、サイト2周年を記念して本社事務所に新日本プロレスの蝶野正洋選手を招き、イベントを開催した。

 今回の蝶野正洋選手の訪問は、同社の新日本プロレスへの特別協賛を受けてのもので、去る3月12日〜28日までの興業中、リングマットへの広告掲載を行った。また、合わせて中古遊技機売買仲介サイト「アヴァンストレード」の会員向けに、チケットのプレゼントキャンペーンを行い、応募により3月28日の両国大会の特別リングサイド観戦チケットを5組10名にプレゼントした。

 一方、イベント当日は、同社の赤沼社長と中田藤生専務が蝶野選手を囲んでトークショーを行い、蝶野選手は、「勝負事としてプロレスとパチンコは同じ。自分の勘を確認していくうえでもパチンコは必要だ」などと独自の価値観を披露。最後に一般ファンへのコメントとして、「パチンコは、プレイする人の生活のなかで占める割合は大きい。勝つときがあれば、負けるときもある。負けてストレスが逆に貯まってしまったら、プロレスのテレビを見て、気分直しにしてほしい」と新日本プロレスをアピールした。当日はその他、蝶野選手の社内見学や会員向けのサイン会が行われ、盛況のうちに終了した。

 なお、同社では今回のイベントに合わせて蝶野選手の直筆サイン色紙を10枚プレゼントする。応募はhttp://www.at-net.jp/present/まで(4月10日開始予定)。



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電遊協総会、小林理事長が再選

電遊協総会、小林理事長が再選(2004/04/09更新)

 電子遊技機工業協同組合(電遊協/小林朴理事長)は4月8日、東京・半蔵門のグランドアーク半蔵門にて第4回通常総会を開催。任期満了に伴う役員の改選などが審議された。

 総会後の記者会見で小林理事長は、「設立4年目と一人前には早い時期だが、総会ではお互いに間違いのない運営をしてほしいと挨拶した。今後は昨年に決めたことに則って運営することになり、特別に新しい展開はない」と述べ、合わせて5月以降に技術関係者を集めて規則改正に伴う勉強会を開催することを報告した。

 質疑応答では小川志郎理事は今後の事業計画ついて、会員が機械の生産体制に入ることが重要であるとし、機械の生産が機能することでチップや筐体などで共同活動の動きがでてくると述べ、規則改正については、「小さなメーカーにもチャンスがあるのではと期待している」(寺尾専務理事)、「今回(射倖性が)抑制されることでマーケットの裾野が徐々に広がるのでは」(小川理事)との考えを示した。

 なお、新役員は下記の通りで、小林理事長は就任2期目となる。現在の組合員数は10社、賛助組合員も10社である。

【新役員】
理事長  小林 朴
専務理事 寺尾文孝
理事   赤松泰治(エマ)
理事   大村紀征(レック)
理事   小川志郎(ビーム)
理事   永易睦民(ワークデュード)



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都遊協、現場責任者集め認定作業の説明

都遊協、現場責任者集め認定作業の説明(2004/04/09更新)

 7月1日の遊技機規則の改正を前に、複雑化する現検定機の認定作業やみなし検定機の取扱い等について現場の理解を深めようと、東京都遊協では4月8日、店舗責任者を対象とした緊急の認定作業説明会を開催、店長等約1100人が出席した。

 説明会では都遊協事務局が、《新海物語》シリーズの認定申請の手順とそれに必要な書類一式について、また、《新海》以外の遊技機の認定作業、みなし遊技機の今後の取扱いについて説明。とくに《新海》シリーズの認定取得までの作業は、都内では認定希望店舗数と台数が膨大なため全店「2段階方式」でおこなわれる可能性が高いことを報告した。

 この「2段階方式」は、6月30日までにメーカーが目視検査を行い、発給された目視検査用の保証書等を管轄署保安係に提出し、認定申請を行う。その後、7月1日以降に再度、事前連絡なしの検査を受け、その検査確認書を元に認定を受けるという流れ。とくに事前連絡なしの検査では、目視点検のほかプラスチックケースによって主基板周辺が封止されるが、この点について組合員からは、主基板周辺に店舗独自のセキュリティ対策をおこなっている場合の対応が質問された。事務局は「どのようなプラスチックケースでどこを封止するのか現段階では分からないので対応は難しいが、主基板周辺の対策部品は外しておくことが望ましい」と説明した。事務局からは、1回目の目視検査時は検査終了まで営業を休しすること、2回目の目視及び封止作業の検査時は事前連絡がないため営業中の検査となることを説明し、組合員の理解を求めた。また、いずれの検査時も店舗責任者とメーカー担当者、組合関係立会人の3者が揃わなければ認定作業はできないとし、必ず責任者を在店させておくよう念をおした。

《新海物語》シリーズ以外のパチンコ機の認定作業は、6月30日までに検定の有効期間が切れる遊技機を優先する方向で検討中とし、検査方法や検査費用は《新海》の場合と同様となる見通しを説明した。

 パチスロ機の認定作業の見通しは、「スーパービンゴ」(ベルコ)と「信長の野望」(IGTジャパン)は日電協の判断で認定されず、北電子も作業に必要な体制が整えないとして、認定作業は行わないことが報告された。認定作業に応じるメーカーは当日現在で山佐1社。同社の「キングパルサー」は主基板を交換することで、認定取得に必要な保証書を発給する。基板交換の作業は営業終了時におこなわれ、検査費用は1台あたり2万5000円となる模様。同機の認定希望店舗は山佐販売店を窓口に作業を申し込むことになる。

 すでに認定または検定の有効期間が過ぎているいわゆる「みなし検定機」については、6メーカー32機種が認定申請をおこなえる可能性があると説明、それ以外は7月1日以降から6ヶ月程度をもって撤去されるべきとの行政の見解を報告した。また、7月1日以降に検定または認定の有効期間が終了する遊技機は、すでに有効期間が切れている「みなし機」とは異なり、有効期間の終了とともに撤去する必要があることを伝えた。



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6年振りに「加トちゃん」復活、奥村遊機

6年振りに「加トちゃん」復活、奥村遊機(2004/04/09更新)

 奥村遊機では4月8日、東京支店ショールームにおいてパチンコ新機種『加トちゃん・こぶ茶バンド編』シリーズの発表展示会を開催した。

 前作から6年ぶりとなる同機は新機能の演出面(ランダム予告)、役物面(加トちゃんローラー)、ボタン搭載によるプレイヤー参加型の各種アクション(茶んすスロット、ラウンド昇格)などの他、シリーズ機の『SP』には、平和の「紋次郎チャンス」と同様の「招き猫チャンス」を搭載した。

 シリーズ機は5タイプでメインとなるのはハーフ時短の『HC』、フル時短タイプの『FC』、「招き猫」チャンスを搭載した『SP』(ハーフ時短)、新内規対応の注目スペック『T5SC』(確変突入率1/1で大当たり終了後4回転のみ確変+0or50or100回の時短振り分け付き、1/79.3、4R9カウント、出玉450個、4&15)、現金機で“羽根デジタイプ”の『ワールド』(0or50回の時短振り分け付き、1/78.1、6R9カウント、出玉600個、5&13)が用意されている。



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ドラムと液晶の一体演出『CRディーアールエム』

ドラムと液晶の一体演出『CRディーアールエム』(2004/04/09更新)

 大一商会では4月8日、液晶とドラムを搭載したパチンコ新機種『CRディーアールエム』シリーズの発表内覧会を開催した。

『CRディーアールエム』は、ドラムに新規格のフルカラーLEDを搭載。盤面上のあらゆる部分で予告を行い、新発想としてプレイヤー自身が枠の左に付いたボタンを使い保留玉の「中身」を見る機能も搭載されている。

 シリーズは『HN2』(1/308.5、出玉約1900個、ハーフ時短タイプ)、『FN』(1/350.5、出玉約1900個、フル時短タイプ)、『HTL』(1/299.5、出玉約1950個、ハーフ時短タイプ)、『EX』(1/209.5、出玉約1850個、時短50or100回、5&7&13、現金機)の4タイプが用意されている。



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道頓堀にアルゼビル、ガイア新店が入店

道頓堀にアルゼビル、ガイア新店が入店(2004/04/09更新)

 地上6階、地下1階のスケールを持つ新アミューズメントビル『アルゼ道頓堀ビル』が4月14日、大阪・道頓堀の芝居小屋の中座跡にオープンする。

 地下1階と地上1階、2階には関東の大手パーラー・ガイアの新店《道頓堀店》(1178台)が営業し、地上1階から6階までは食い倒れの街・道頓堀に相応しくセラヴィリゾート(株)が誘致、運営する飲食施設約20店舗が入店する。また地上5階には空中庭園を設置、イタリアの庭園をイメージした癒しの空間を提供する。

 なお、設計・施工はアルゼ傘下のアドアーズ(株)。



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ものまねとお祭りの融合『CR松居直美』

ものまねとお祭りの融合『CR松居直美』(2004/04/09更新)

 藤商事では4月8日、都内の赤坂プリンスホテルにおいてパチンコ新機種『CR松居直美』シリーズの発表展示会を大々的に開催した。

 当日は、藤商事を代表して松元正夫常務取締役が挨拶に立ち、「今期第一弾機種として今回、有名芸能人の松居直美さんを採用したが、面白く楽しい機種ができあがった。パーラーでナンバーワンの機種にしたい」と、新機種をアピール。

 続いて登場した松居直美さんはトークショーに臨み、「パチンコが大好きで、この話を頂いたとき、嘘かと思ったくらい嬉しかった。まだ実際にプレイしていないが、早くパーラーでプレイしたい」などと開発秘話を交えながら語った。

 そのほか、「松居直美オンステージ」と題して歌謡ショーが行われ、「アンコ椿は恋の花」や「きよしのズンドコ節」などの名曲を熱唱。会場内を巡回し、来場者と握手を交わすなど盛り上げた。3月7日から全国主要地区でオンエアされている同機の4パターンあるCMも上映された。

 『CR松居直美』シリーズは、松居さんの「ものまね」を、大当りや予告時の演出に採用しているのが最大の特長。通常大当り中には「きよしのズンドコ節」、確変大当り中は「お祭りマンボ」、プレミアム曲として5回連続で大当りすれば「アンコ椿は恋の花」などの有名歌謡曲がそれぞれ流れる。そのほかにも、「祭り」をモチーフとした多彩なリーチアクションや、松居さんの実写を使った「予告アクション」など、プレイヤーを飽きさせない数々の演出がゲームの随所に盛り込まれている。

 シリーズは、ハーフ時短タイプの『R』(9カウント)と『S』(10カウント)、フル時短タイプの『C』(9カウント)、新内規対応タイプの『Z』(1/221.5→1/22.2、15R・9カウント、全ての大当り終了後4回転のST突入、奇数図柄大当りのみST終了後100回転の時短が付加)2機種を発表している。納品は5月中旬から順次スタートする予定。

 なお同社では、今回の新機種発売に合わせ「CR松居直美プレゼントキャンペーン」と題し、抽選で豪華賞品が当たるオープン懸賞のキャンペーンを6月30日まで実施する。キャンペーン概要は藤商事ホームページ参照。



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