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2003年7月11日金曜日

藤商事が戦国武将モノ『CR信長』を発表

藤商事が戦国武将モノ『CR信長』を発表(2003/07/11更新)

 藤商事では7月4日、東京・上野の『ラ・ベルオーラム』においてパチンコ新機種『CR信長』シリーズの発表展示会を開催。プロゴルファーの江連忠さん、元阪神タイガースの中西清起さんによるゴルフレッスンやトークショーも行われた。

 この『CR信長』は『C』(1/359、9カウント、フル時短)、『R』(1/313、9カウント、ハーフ時短)と『S』(1/313、10カウントハーフ時短)、『G』(1/331、9カウント、ハーフ時短)、『Z』(1/224・5、9カウント、4図柄で100回、6図柄で50回、確変突入率1/6)の5タイプ。チャンスボタンを使用する「国盗りゲーム」では盤面右の日本列島の形をしたランプを全て点灯させると大当たりとなる。ランプは10箇所に区切られており、液晶上にある左右ルーレットで点灯コマ数を決定するが、左リールは目押しが可能となっている点も特長だ。

 その他、同社お馴染みの確変ナビ機能(変動状況や保留の中身を一目で知らせる)の他、ステップアップ機能は発展途中の法則崩れ等、細かな違いが起きていれば、ハズレ後に再びアクションが継続されるなど、期待感を持続させる内容となっている。また確変終了後、14ラウンドから普通図柄が早く停止するため、確変終了時に、電チューが開放する仕組みとなっている。導入は7月27日よりスタートする。



グリーンべると

2003年7月7日月曜日

健全化センターの情報で、都内スロット専門店摘発

健全化センターの情報で、都内スロット専門店摘発(2003/07/07更新)

 東京都遊連の東京都遊技場健全営業推進センター(健全化センター)からの情報に基づき、警視庁生活安全部保安課が摘発捜査していた四谷警察署管内のパチスロ専門店「沖スロ屋」店経営者が6月23日までに風適法違反(遊技機の無承認変更)容疑で逮捕された。

 調べでは、「沖スロ屋」を経営するエース商事社長の西貝憲政容疑者は昨年7月から今年3月までの間、東京都公安委員会の承認を受けないで、ブローカー(通称:カバン屋)と結託し、7機種のパチスロ機計92台に不正改造した集積回路(IC)を取り付け営業していた疑い。



グリーンべると

カード会社、パーラー減少で厳しさ増加

カード会社、パーラー減少で厳しさ増加(2003/07/07更新)

 遊技用プリペイドカードを販売する日本レジャーカードシステム(日本LEC)と日本ゲームカード(日本GC)の2社が発表した2003年度決算によると、日本LECの売上高は4兆6416億円となり、前期比で約1兆4673億円(24.0%)減少した。また、日本GCの売上高も前期比で5524億円(17.8%)減の2兆5408億円となった。パーラー全体の店舗数が減少していくなかで、両社とも導入店舗のシステムの解約増加等が売上に影響したようだ。

 しかし日本LECでは、既存の磁気カードに比べて高いセキュリティ性や運用コストの低減化、会員システムとの連携等を実現したICプリペイドカードシステムを積極的に投入したほか、磁気カードシステム分野でも低コストや利便性を追求した新規商品の開発・発売を図り、また在庫管理の徹底、物流の効率化などを実施したことで、営業利益は前年比37.5%増の120億4800万円、経常利益は前年比38.7%増の119億1900万円と前年を上回った。

 日本GCもICカードシステムの投入やカード製造の合理化などを進めたが、昨年前半のワールドカップ開催によるパーラーの機械入替自粛や倒産・廃業に伴う解約増加などが響き、営業利益は前年比1.3%減の41億2100万円、経常利益は同2.9%減の42億2400万円と苦戦した。



グリーンべると

全商協新三役が活動方針説明

全商協新三役が活動方針説明(2003/07/07更新)

 全日本遊技機商業協同組合連合会は7月1日、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門にて新三役による記者会見を行った。出席者は、寺内一史理事長、横田筆頭理事長、福田浩平副理事長兼専務理事の三役と渡辺治雄事務局長の4名。

 会見の冒頭、渡辺事務局長から2005年3月から愛知県で開催される「愛知万博」に対し700万円の寄付を行ったことが報告され、続いて寺内理事長が挨拶。寺内理事長は、同組合の推進事項である(1)中古機の適正流通、(2)流通セキュリティの確保、(3)廃棄台リサイクル推進、の3本柱を中心に組合活動を行うことは変わらないと述べ、今後は中古機流通制度の根幹である点検確認が適正に行われたうえで中古機が流通しているか再度確認する意向を示した。

 また、中古機流通協議会の中で行政側が、一部で導入が始まっている新基板「IDNAC101」と「V4」の検査に対するロムチェッカーの開発及び取扱主任者の自己検査についてメーカー側と検討する意向が示された事を報告。全商協は目視で行っている点検確認が機械で正確に行えるため「脆弱な基盤の上にある中古機流通制度にあって光明である」(寺内理事長)と大きな期待を寄せている。このロムチェッカーは、新基盤に内蔵されている外部端子に繋ぐことで基板の真贋のみが分かるものだ。

 一方、協議が進められている回胴遊商組合員の中古パチンコ機の取り扱いに関して両組合は大筋で合意しており、後は不正行為が発覚した場合に窓口となる全商協組合員の罰則規定の検討のみと報告された。



グリーンべると

全日遊連、電力不足に「節電」のお願い

全日遊連、電力不足に「節電」のお願い(2003/07/07更新)

 東京電力の原子力発電所の点検・補修に伴って今夏の電力不足が予想されるなか、全日遊連では6月17日、拡大執行部会において、業界として「節電」をおこなうことで意見が一致、傘下の各府県遊協の組合員に協力を要請することとした。

 全日遊連が要請する具体的な「節電」策は、

(1)冷房温度の設定を、通常より1度以上、上げること

(2)ネオンの点灯時間の短縮を行うこと

(3)事務所や倉庫などにおいては、人の出入りなどがない不要の時間帯の消灯をおこなうこと

 の3点。とくに東京電力管内の組合員に対して協力を呼び掛けていくほか、東京電力管内以外の地域の組合員に対しても、地球温暖化防止等の面から節電への取組みを求める。



グリーンべると

メーカー動向等をテーマにアヴァンスがセミナー

メーカー動向等をテーマにアヴァンスがセミナー(2003/07/07更新)

 (株)アヴァンス(赤沼秀典社長)では6月25日、都内の池之端文化センターにおいて同社開設一周年を記念したセミナーを開催した。

 今回の記念セミナーは3部構成で進められ、第1部は「規則改正の動きとメーカー動向」をテーマに(株)パチンコビレッジの村岡裕之社長が講師を担当。第2部は「データから見たホールの現状」をテーマに(株)ビジョンリサーチ社の桜井一英社長が講師を担当。第3部はパネルディスカッションとして「理想的な店舗づくりとは」をテーマに村岡社長、桜井社長の両氏に加え、フリーライターのリスキー長谷川氏をゲストに、司会をアヴァンスのチャーリー湯谷が担当して行われた。

 とくに第1部で村岡氏は、今年8月1日から変更されるパチスロ機の型式試験申請書について、

「巷ではAT機が出なくなるという噂があるが、それどころの話しではない。例えばビッグボーナス中の押し順ナビに関しても全て申請書に記載しなければならなくなる」

 と危機感を促し、今後はパチンコに目を向けていくべきだと述べた。



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2003年6月27日金曜日

都遊連青年部会、6団体に助成金

都遊連青年部会、6団体に助成金(2003/06/27更新)

 東京都遊連青年部会(日野洋一部長)では6月23日、第4回目となるピボット基金のプレゼンテーションを開催し、都内のボランティアグループなど6団体に14万円から30万円までの助成金の交付を決めた。

 ピボット基金は、都内を活動拠点とする青少年育成ボランティアグループを支援する目的で同部会が平成12年に設立。毎年1グループ30万円を上限に5〜6団体に活動資金として助成金を交付している。

 4回目となる今回は前年を上回る33団体から助成申請があり、当日は書類審査に通過した6団体が日頃の活動内容や申請理由などのプレゼンテーションを行った。

 助成金の交付団体は次の通り。

・全国ひきこもりKHJ親の会東東京

・非行克服支援センター

・乗馬フェスティバル実行委員会

・みどり環境ネットワーク!

・子ども通信社VOICE

・わんぱく夏まつりの会



グリーンべると

全関連会長に平川氏が再選

全関連会長に平川氏が再選(2003/06/27更新)

 全関東遊技業組合連合会では6月26日、静岡県の「ホテルアソシア静岡ターミナルホテル」において第15回定時総会を開催。役員改選では平川正寿会長(神奈川県遊協理事長)が再選を果たした。

 平川理事長は引き続き全関連の基本方針として各県遊協が直面する問題点や情報を共有し、共同して問題解決に当たるための「情報交換・問題解決の場」として、この過程を通じて一層の「融和団結」を図り、業界の牽引役を果たすことを挙げた。



グリーンべると

都遊連、新流通システム導入率が67.4%に

都遊連、新流通システム導入率が67.4%に(2003/06/27更新)

 東京都遊技場組合連合会本所遊技場組合(村方勝組合長)では6月24日、東京・墨田区のロッテプラザにおいて、金地金を賞品として利用する新流通システム導入に伴う調印式を開催し、東京商業流通協同組合および東京ユニオンサーキュレーションとの3者間で覚書を取り交わした。本所地区は都内92地区中、62番目の新流通システムの導入となり、これで同システムの導入率は67.4%となった。本所地区の新流通システムは7月3日からスタートする。

 都遊連が推進するこの新流通システムは、換金用に使用される特殊景品を廃して市場価値のある金地金を一般賞品として提供するもので、客に提供された金賞品は「集荷場」において互換されるため再び当該ホールに環流されることなく、買い取り問題のクリアや暴力団排除を実現する適正な流通システムとして注目されている。

 本所組合の村方組合長は、「経済情勢が厳しい中、導入準備にご協力いただいた皆様に感謝する。これからは問屋、ショップの方々もよろしくお付き合い願いたい。暴力団も団結して排除し、健全な娯楽産業として進んでいきましょう」と述べた。



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カジノ議連の質問状に警察庁などが回答

カジノ議連の質問状に警察庁などが回答(2003/06/27更新)

 自民党議員の有志で構成される「国際観光産業としてのカジノを考える議員連盟」(略称/カジノ議連・事務局長岩屋毅)は6月25日、自民党本部(東京都千代田区)において例会を開催した。カジノ議連は先ごろ、内閣府、警察庁、法務省、総務省、経済産業省、国土交通省に対してカジノに関する質問状を提出。これに対して各官庁は6月中旬までに回答を議連に対して行っており、当日の例会ではその回答書をまとめた内容が公開された。

 質問には警察庁が管轄するパチンコ営業に関するものも含まれており、主な回答内容は次の通り。

■質問

「カジノは風営法第2条に定義されている『風俗営業』に該当しうる事業と考えるか。また、その理由、根拠は何か。仮に該当するとした場合には、カジノ事業を風営法第3条の許可の対象とすることについて、どのように考えるか。さらに、その場合おいて同法第23条の禁止行為との関係をどのようにして解決するのか」

警察庁回答

「いわゆるカジノにおいて行われる遊技をさせる営業は、風営法第2条第1項第8号に規定する営業に該当するものと思われるが、同法第23条第2項目は、8号営業を営む者の禁止行為として、遊技の結果に応じて賞品を提供することを規定している。したがって現金、有価証券その他の賞品の提供を前提としたカジノは、風営法に規定する風俗営業に該当し得ず、国内でこのようなカジノを実施する場合には、新たな立法措置が必要である」

■質問

「風営法上の許可を受ければ営業をでき、かつ景品交換所を通じて現金への換金が事実上行われいるパチンコは刑法第185条の賭博に該当しないのか。該当しないのであれば、その理由は何か」

警察庁回答

「…風営法においては、ぱちんこ営業等客に射倖心をそそる恐れのある遊技をさせる営業を風俗営業として位置付け、所要の規制がなされている。具体的には、ぱちんこ営業を営もうとする者は、あらかじめ公安委員会の許可を受けなければならず(第3条)、公安委員会は、当該許可申請者が過去5年以内に賭博罪を犯し、刑に処せれた者である場合や暴力的不法行為を行うおそれがあると認められる者等一定の欠格事由に該当する場合は許可をしてはならないとされている。また同法においては、著しく射倖心をそそるおそれがある遊技機の設置を禁止しているほか、遊技料金、賞品の提供方法及び賞品の価格の最高限度を規制している。風営法で認められた範囲内で営まれているぱちんこ営業者については、賭博罪に当たる行為を行っているとの評価を受けることはないものと考えている」

 なお、当日は野田聖子氏は欠席したものの司会役の吉川貴盛議員、西野あきら議員、有村治子議員ら議員連盟のメンバーの参加に加えヒアリングを受ける木村隆秀内閣府大臣政務官、加藤内閣参事官、警察庁の勝浦生活安全局生活環境課長、総務省の中田大臣官房企画課長、法務省の佐久間刑事局公安課長、財務省の畑中大臣官房文書課長、経済産業省の石井商務情報政策局サービス政策課長、国土交通省の前田総合政策局観光部企画課長ら、錚々たる顔ぶれが参加した他、カジノの成功例として米国ニュージャージー州カジノ規制管理委員会のブラットフォードB.スミス元委員長が訪れ、「ニュージャージー州におけるカジノギャンブル」についての講演を行った。



グリーンべると

日本LEC社長に警察OBの大高氏

日本LEC社長に警察OBの大高氏(2003/06/27更新)

 日本レジャーカードシステムでは6月25日、第15期定時株主総会及び取締役を開催し、2期4年にわたり社長を務めた代表取締役赤倉啓介氏を退任する人事を決定した。後任として、代表取締役会長を務める大高時男氏が社長職を兼任する。

 大高氏は警察庁OBで、皇宮警察本部長・内閣情報調査室長などを歴任。NEC専務取締役などを経て2002年6月に同社の代表取締役会長に就任した。

 また代表取締役副社長には、1996年から2002年まで営業部門を率いた三菱商事OBの関根雄介氏が再度就任した。現副社長の伊藤泰氏は退任した。



グリーンべると

回胴遊商、中古機流通問題で方針説明

回胴遊商、中古機流通問題で方針説明(2003/06/27更新)

 回胴式遊技機商業協同組合(篠崎好智理事長)は6月25日、東京・上野の同組会議室で記者会見を開き、懸案の中古パチンコ機流通システムの同組開放問題や、同システムの中古パチスロ機準用の実現に向けた取り組み状況を報告した。

 まず中古パチンコ機流通システム開放問題では、9月中旬までにはひとつのメドをたてたい考えが明らかにされ、システムへの参加基準を回胴遊商独自に作成、そのハードルをクリアした組合員をリストアップし、同組を含む業界6団体(全日遊連、日遊協、日工組、日電協、全商協、回胴遊商)からなる中古機流通協議会および同協議会からシステムの運用を委嘱されている全商協にそのリストを提出したい方針が示された。参加基準についてはシステムの適正運用が求められるため、かなり厳格化される見通しだが、具体的な内容については同日は触れられなかった。

 一方、同システムの中古パチスロ機準用問題では、前述の開放問題「終結後」に取り組む考えが示された。この問題は、現在行われている中古パチンコ機の流通方式を中古パチスロ機にも準用してほしいとする回胴遊商ならびにパーラー側の強い要望から浮上しているもの。この方式はメーカーが発行する「保証書」の交付を待たずに中古機が動かせることから円滑な流通を実現するものだが、その準用の前提にあるのがセキュリティの担保だ。

 中古パチンコ機の場合、現行では「かしめ基板」の採用が前提条件になっている。かしめ基板を販社サイドが目視点検し、その上で作成する「点検確認書」をセキュリティ担保に動いているのが現状だ。

 そこでパチスロ機でも現在、日電協を中心に「セーフティロック」(パチンコのかしめ基板に相当)のセキュリティ強化に向けた見直しが検討されているが、回胴遊商ではそれと並行して日電協で構築している「日電協セキュリティ総合管理システム」もこの担保策に新たに追加したい考えで、日電協と協議に入っていることが明らかにされた。

 この総合管理システムは、一部ですでに採用がはじまっている新チップ(『IDNAC101』と『V4』)に付与された固有IDを活用し、チップの焼き付け時(マスターチップから量産チップへのコピー時)や出荷時にこの固有IDを登録、機歴管理に関するデータベース化を目的とするもの。回胴遊商では不正機対策の一環として今年1月1日から「確認シール」の筐体前面貼付事業を実施しているが、これを総合管理システムに連動させることで中古パチスロ機の一層の機歴管理徹底を図り、中古パチンコ並の中古機流通を実現したい意向だ。

 またそれ以外の担保策として同日は、メーカー側が所有している検査チェッカーによる「検査」実施についても言及された。これは中古移動をする際に、最寄りのメーカー営業所ならびに出張所に回胴遊商組合員が当該パチスロ機を持ち込み検査を受けるというものだ。

 なお、かしめ強化に関連してパチンコ機についてもパチスロ機同様、“本体封印”の必要性が指摘されていることが明らかにされ、8月までには何らかの解答が出るのではないか、との見方が示された。



グリーンべると

2003年6月24日火曜日

日本GCと日本ADが業務提携へ

日本GCと日本ADが業務提携へ(2003/06/24更新)

 日本ゲームカード(株)(本社/大阪市北区・寺内弘行社長)は先ごろ、日本アドバンストカードシステム(株)と業務統合を図る方針を固めた模様だ。

 日本AD社は日本GC同様、大手遊技機メーカーの(株)SANKYOの資本傘下にあるカード会社で、日本GCより約2年早い平成11年暮れにSANKYOが買収していた。

 なお、日本GCのシステム導入店は3176店(H15年4月末現在)で、日本ADのシステム導入店は1649店(同)。業務統合することで両社のシステム導入店は4825店となり、現在カード市場シェア1位の日本レジャーカードシステムの4199店(同)を抜いてトップとなる。



グリーンべると

2003年6月20日金曜日

山佐からパルサーシリーズ最新作

山佐からパルサーシリーズ最新作(2003/06/20更新)

 山佐では6月16日、全国35会場において新機種『ネオマジックパルサーWX』の一斉展示会を開催。各会場に計1800台以上の『ネオマジックパルサー』を展示し、多くのユーザーが駆けつけた。

 この『ネオマジックパルサーWX』は山佐伝統のパルサーシリーズの最新作で、現在設置台数ナンバーワンの『キングパルサー』の後継機にあたる機種。『ネオプラネット』で話題を集めた透明ディスプレイ「ELビジョン」を搭載し、A−500タイプのストック機仕様となっている。

 基本的には『キングパルサー』の出玉の波を踏襲しているものの「マジカル10倍ゾーン」なる連チャンゾーンを設けたことで、ある程度の爆発力を兼ね備える内容に仕上がった。リール左の「マジカル10倍ゾーン」が点灯するとボーナス出現確率が約10倍アップし、最低20ゲームから最大600ゲームまで継続するモードで、8回に1回は再突入する。内部的には7ラインを採用することでストック切れの心配を解消している。ボーナス放出確率はBBが274.7分の1〜343.2分の1、RBが549.4〜686.3分の1。



グリーンべると

石原都知事「お台場カジノ実験」断念

石原都知事「お台場カジノ実験」断念(2003/06/20更新)

 国内の観光産業の振興のために、カジノ構想を推進している石原慎太郎都知事は6月13日、都内お台場の臨海部に仮設の施設を作り、大規模なカジノ実験を行う計画について、「現行法の枠内では無理」として、断念する考えを明らかにした。

 同日開かれた定例会見で石原知事は、カジノゲームで景品を提供することはすることは風営法で禁止されているほか、景品表示法でも懸賞景品の上限が制限されると説明。

 風営法に対し、「やっぱり無理ですな、国の頭が固すぎて。やっても刺激のあるものにならない。人間は、当たったら最後にはお金が返ってこないと満足しない。それを合法化しないと」とコメントしている。

 ただ、カジノ構想は今後も推進していく構えだ。



グリーンべると

同友会、ITを活かした景品システムを研究

同友会、ITを活かした景品システムを研究(2003/06/20更新)

 日本遊技産業経営者同友会(松岡英吉会長)では6月17日、6月度定例理事会と記者会見を同友会事務所(台東区上野)で開催した。

 理事会直後の記者会見には金光義弘筆頭副会長、高濱正敏副会長、高智茂副会長、吉川篤副会長、平沢黎哲広報委員長が出席し、(1)ITを使用した新景品システム(愛知県で実験が開始されている)の特許申請を行うとともに今後同システムを検討・推進していくこと、(2)8月26日、27日に同友会の合宿を開催する (3)エース総研のセミナーが開催され48名が参加したこと、など理事会内容を報告した。

 また同友会の事業部門である(株)YKDの最近の業績について、第8期の売上が7700万円、利益が85万円を計上したことを説明、工場からの仕入れを中心にイス、玉箱トレー、傘袋など備品、消耗品を同社が取り扱い、会員に対する便宜を図っていることを報告した。



グリーンべると

全商協の新理事長に寺内一史氏

全商協の新理事長に寺内一史氏(2003/06/20更新)

 全国遊技機商業協同組合連合会は6月19日、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門にて第15回通常総会を開催し、第3号議案までの全ての議案を原案通り可決・承認。とくに第2号議案の「任期満了に伴う役員選挙に関する件」では、前専務理事の寺内一史氏を新理事長に選任した。

 新任の挨拶で寺内理事長は、

「全商協は97万台余というすばらしい確認証書の発行事業で、8単組合わせますと数億という売り上げがでている。まさにこれは新システムの賜物である。3年経ったこのシステムをもう一度見直して省けるとこは省いて、みなさんに協力していただくところをもう一度点検し、我々の子供の時代に充分受け継いでいけるよう努力したい」

 と述べ、各単組の理事長と各組合員に協力を要請した。

 新執行部は以下の通り。(敬称略)

理事長         寺内一史

筆頭副理事長      横田勇作

副理事長兼専務理事   福田浩平

副理事長兼会計理事   木村一雄

副理事長        井坂武彦

 〃          井上威夫

 〃          川原田君夫

 〃          石山敬達



グリーンべると

2003年6月17日火曜日

AT機能に対する試験、厳格化へ

AT機能に対する試験、厳格化へ(2003/06/17更新)

 警察庁生活安全局生活環境課では6月13日、『回胴式遊技機に係る試験申請について(通知)』として以下の通知を関係各位に発出した。(一部省略)

1 対象機能

(1)客に回胴停止装置の押しかたを、音、光、映像その他の方法を用いて指示する機能。

(2)客に入賞、役物等の図柄の組合せに係る図柄を、音、光、映像その他の方法を用いて指示する機能。なお、役物連続作動装置、役物連続作動増加装置に係る告知を含む。

2 添付する資料

(1)客への指示の具体的方法及びその期間並びに当該指示と回胴上の図柄との関係を表す資料。

(2)指示発生の契機、指示発生に係る操作(客、営業者それぞれによるもの両方を記載すること)、指示発生に際し抽せんがあるものは、その確率(確率が複数ある場合は全ての確率及び確率の変更に係る操作(客、営業者それぞれによるもの両方を記載すること)あるいは変更契機)を表す資料。

(3)その他、1に該当する機能を説明するために必要な資料。

3 備考

(1)1に該当する機能が存在しない遊技機にあってはその旨を明記した資料を添付すること。

(2)これらの措置は、平成15年8月1日型式試験申請受理分以降の型式試験に適用する。

(3)これまで、指定試験機関においては、型式試験申請受理順により試験を実施しているが、添付資料の内容等によっては、機能確認のため、試験期間の長期化が予想されるところである。そのため、今後の申請の動向によっては、今回の措置の対象となる型式の試験同時実施数を限定し、それ以上の型式申請があった場合は、今回の措置の対象とならない型式を優先して処理することとする。

 文面からも分かるように、現在サブ基板で行われているナビゲーション機能等についてより厳格な資料の提出が求められている。これを基にどのような試験が行われるかについては触れられていないが、より厳格な試験が実施されるのは間違いの無いところだろう。

 昨夏以来、最大出玉率の制限に関しては、日電協へのテストデータ提出の形で担保されているが、今後は役物比率や払い出し期待値等、遊技機規則に定められた各種項目に関して、実際に客が遊技する際の状況を想定しての試験が実施される可能性も考えられる。

 また、いわゆるボーナス入賞を補助するナビゲーションも含まれているため、サブ基板を組み合わせたタイプのST機についても今回の通知の対象となる。



グリーンべると

2003年6月13日金曜日

平和から図柄を手で止めるパチンコ機登場

平和から図柄を手で止めるパチンコ機登場(2003/06/13更新)

 平和では6月9日、パチンコ新機種『CRブラボーファイブ』シリーズの発表展示会を、東京、大阪、名古屋の3大都市にある同社各支社で開催した。

 同シリーズの最大の特長は、デジタル始動から抽選判定表示までの消化速度をプレイヤーの意思に従う形で速めることができる“スキップ機能”の搭載だ。

 これは、盤面左下にある円形状の装置に手をかざすことで変動中の図柄を任意のタイミングでわずか1.6秒で停止できるというもの。遊技者本位の遊技幅の拡大を図った点が注目される。

 また、初当たりまでの投資を抑制するため、大当たり確率そのものを大幅に引き上げた点も見逃せない(確率は1/265.7でシリーズ共通)。このスペックを支えるのは、いわゆる“回数切り”の採用だ。

 回数切りは大当たり発生時に確変か非確変かを知らせずに、大当たり終了後に一律に発生する時短回数に上限を設定、それが消化するまでに次の大当たりへの期待感を持続させる効果をもっている。時短中に大当たりを引き当てても、それが確変によるものなのか、通常確率からの自力抽選によるものだったのか、ファンには分からないというわけだ(ただし内部的に確変に当選していても、この時短上限内に大当たりを引けなければ通常ゲームに戻る)。

 同シリーズの時短回数の上限は一律70回。この時短中もこの間もスキップ機能が作動するため、この間はスキップ機能との組み合わせで一段と速くゲームを消化することができるが、これを平和ではブラボータイム(BT)と呼んでいる。BT70回をスキップ機能フル活用で消化した場合、従来の時短100回に比べ、約5分時間が短縮される。この機能をフルに使った場合、時短100回で従来約8分かかっていた消化時間がBT中の大当たり継続率は48.4%だ。

 シリーズ2機種のスペックは次のとおり。

『CRブラボーファイブFJ』/特賞出玉2025個(15R・9カウント)

『CRブラボーファイブFS』/特賞出玉1800個(15R・8カウント)

『FJ』と『FS』の共通スペック

大当たり確率1/265.7(通常時)

賞球数4&7&15



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日遊協総会、警察庁課長が規則改正等に言及

日遊協総会、警察庁課長が規則改正等に言及(2003/06/13更新)

 日遊協は6月5日、都内ホテルにおいて第14回通常総会を開催した。議事終了後には、警察庁生活環境課・勝浦敏行課長が講話を行い、遊技機に係わる問題、経営者による是正の問題、脱税の問題、規則改正について、健全営業と行政の在り方、の5点について言及した。とくに規則改正については、「要望書が提出されているが、回胴式遊技機の問題など、なお考慮しなければいけないことがある」と述べ、規則改正はパチスロ爆裂機の回収が完了した後となる可能性を示した。

 総会では深谷友尋会長が、

「昨年は『行動する日遊協』を掲げてきたが、今年は『誇りと連帯を持って行動する日遊協』を掲げていく」

 と新たな決意を述べた。また、パチンコ産業を明るく理解してもらうために日遊協憲章を改め、「育む心」「勤しむ心」「慎む心」の3つの心と、日遊協行動指針として4つの誓いを掲げていくことを表明。業界が大きな誓いと指針を立てていることを世間一般に広めていきたい意向を伝えた。

 今年度の重点推進事項として、(1)遊技産業のデータ・ベース化の研究、(2)ホール研究ガイドラインの策定、(3)貯玉・再プレーシステムの基盤強化、(4)積極的な広報活動、(5)PSIOの効果的な運用、等を挙げた。

 また、博多威彦常務理事と岸野禎則副理事の退任に伴う役員選任では、博多常務の後任に小田信生氏が、岸野副理事の後任に住吉博氏が選出された。



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汐留の再開発をにらみ新橋トップスが改装

汐留の再開発をにらみ新橋トップスが改装(2003/06/13更新)

 ペリカン石鹸のグループ企業として知られるペリカン企業株式会社(本社・東京都港区)の経営するパーラー《新橋トップス》=港区新橋3−17−3=は6月2日、全面的な改装オープンを行った。

 今回の改装に当たっては従来の608台から機械台数を思い切って削減、空調施設を充実するとともに総台数を564台(パチンコ機430台、パチスロ機134台)にすることで、ゆとりがある快適な空間を作りだした。またスロット島のレイアウトをファンの導線に合わせてヨコからタテに向きを変えたのも改装のポイントだ。

「人の問題をサービス業の原点として自分がして欲しいことを相手に提供していきたい。以前と比較して居心地がいい空間になっているほか、セキュリティ面でもグレードアップしました」

 と言うのは同社の清水洋営業推進室長だ。また隣接する汐留地区は再開発地区として急成長しており、

「今後新橋は汐留の再開発により7万人の人口が絡んでくる。これが追い風となり町の雰囲気が活気づくことを見越し、ここにパチンコ店があることを積極的に発信していきたい」(清水)と語っている。



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オリンピアがA-500『爆風』発表

オリンピアがA-500『爆風』発表(2003/06/13更新)

 オリンピアでは6月11日、渋谷区「SHIBUYA BOXX」において、パチスロ新機種『爆風』のプレスプレビューを開催した。

『爆風』は爆風スランプのボーカリスト・サンプラザ中野氏とのタイアップ機。リール左にある7セグ「デジタルメーター」の数字が揃えばボーナスが確定し、押し順ナビに従えば誰でも簡単に504枚を獲得することができる。「デジタルメーター」が奇数の3ゾロの場合は「爆風ビッグ」(確変ビッグ)で、次回のBB放出確率が大幅にアップする1回ループ仕様(確変ビッグとノーマルビッグの振り分けは1/2)。BB中は疾走感のある大ヒット曲「ランナー」を採用しているのも特長だ。

 プレスプレビュー当日はサンプラザ中野氏が「ランナー」を熱唱した他、こずえ鈴さんをゲストに迎えてのトークショーなども行われた。兼次民喜常務取締役兼営業本部長は「不景気の中、元気印の風を吹かせようとサンプラザ中野さんの全面協力を得て、エポックメイキングな機種に仕上がった。1000%のパワーが詰まったこの機種で全国に“爆風”を吹かせ「ランナー」を轟かせたい」と語った。

 同機の展示会は静岡会場(12日)を皮切りに福岡(16日)、大阪(17日)、東京(18日)、東京・多摩地区(19日)の計5拠点で開催される。導入は7月上旬からスタートする予定。



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2003年6月9日月曜日

バルテック、シニア向け音楽づくりに協力

バルテック、シニア向け音楽づくりに協力(2003/06/09更新)

 NPO法人ガイアアクセス、日本シニアーズディ委員会の主催が主催し、パチスロ機メーカー・バルテックが協賛する新しいシニア世代向けの音楽を発信、新しい流通を模索する「キュートナーレーベル」の説明と流通に関する記者会見が5月14日、ハイアットリージェンシー大阪で開催された。

 記者会見に出席したのは日本シニアーズディ委員会の委員長であり作曲家でもある中村泰士氏とレーベルを推進するNPO法人ガイアアクセスの木原卓也理事長(環境学博士)の2人。新レーベル『コロムビアキュートナー』について木原氏は、

「これまでにないキュートな大人作りのための音源を作るということでキュートナーというブランドで社会貢献をしていきたい」と抱負を語った。

 同レーベルは今後牛乳宅配システムである『ミコルズ』など様々な流通手段を通じて販売。会見では同時にシニアを応援するための女性グループ『ストライク・ゾーン』の結成も発表。同グループはメンバーを一般公募してデビューさせ、その後のステージ活動やCD発売に結びつけていく。

 また、PRに関してはバルテックも強力にサポート。メンバーを同社が発売する新コンセプトのパチスロとなる『美麗2』のキャラクターとして採用する。同社のイベント・展示会等に同グループを出演させていくなどの趣旨が伝えられたほか、バルテックの代理店を通してCDの販売を行っていく計画を発表した。



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マルハン、半期で売上高3600億円

マルハン、半期で売上高3600億円(2003/06/09更新)

 大手パーラーの(株)マルハン(韓昌祐社長)は5月30日、東京本社において会社説明会を実施、会社の概況、31期の決算概要を中心に説明を行った。冒頭、鈴木嘉和社長は、

「数年挑戦していた標準店舗、設備のローコストが順調に進み、投資コストの低減により、その分をお客に還元することにより稼働に反映できた。店舗の大型化が進み、600台を超える店舗も増えてきた」

 など現状を説明し、結果として31期(02年10月から03年3月末まで)の売上が3633億円、経常利益が63億6300万円と大幅に伸びたことを報告した。

 また398名の新入社員を加えて従業員の合計は5724名になり、パーラー数が125店舗になったことを伝えた。さらに現在のペースで伸びると想定すれば2004年度の売上高が8420億円に達し、パチンコパーラーの売上高では業界第一位となる見込みが報告され、

「100店舗から200店舗へ移行する中で、そうした状況に支障を出さないために組織変更、各部署の責任の明確化や人材育成に力を入れていく」

 と鈴木社長は語った。同社は中期5カ年計画を発表。2006年には200店舗+α、売上高1兆円を目標として社内体制を整備、より競争力を強めていく。



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カジノ議連が各府省庁に質問状

カジノ議連が各府省庁に質問状(2003/06/09更新)

 「国際観光産業としてのカジノを考える議員連盟」が各府省庁に対し、カジノ立法化に向けた質問事項を提出したことが明らかとなった。

 今回の質問事項は、国内においてカジノの立法化を推進する「国際観光産業としてのカジノを考える議員連盟」(会長・野田聖子衆院議員、以下カジノ議連)が内閣府、警察庁、法務省、総務省、財務省、経済産業省、国土交通省の各府省庁に対し提出したもの。カジノ議連では提出の理由を「立法化に向けて論点を整理するため」としており、6月11日までの回答を求めている。

 そのうち、警察庁に対しては8項目の質問があり、パチンコ関連については3項目が用意されていることがわかった。その内容は、

 問2—4 「カジノは風営法第2条(営業許可)に該当しうる事業と考えるか。又その理由とは何か、仮に該当するとした場合にはカジノ事業を、風営法第3条の許可の対象とすることについて、どのように考えるか。」

 問2—5 「風営法上の許可を受ければ営業をでき、かつ、景品交換所を通じて現金への換金が事実上行われているぱちんこは、刑法第185条(賭博法)に該当しないのか。該当しないのであれば、その理由は何か。」

 問2—6 「現金への換金を行っている景品交換所は、法律上どのような位置付けとされているのか。」

 というもの。今後は特に刑法との絡みで業界が苦しい立場に立たされる可能性も排除できないが、カジノ議連では、質問項目に対する回答をもとに、幹部会において各府省庁と個別のヒアリングを行っていく構えだ。

 このカジノ議連は昨年12月12日、衆参両議員79名で作られたもので、それまでに約1年間の準備を経て設立された。議連では、カジノについて国際観光産業の中核となるべき新たな産業に明確に位置付ける考えを表明している。



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