全日、原田理事長が一層の健全営業と節電努力要望

全日、原田理事長が一層の健全営業と節電努力要望(更新日:2011/07/05)

全日遊連（原田實理事長）は6月30日、東京都港区の「第一ホテル東京」で第20回通常総会を開催。原田理事長は冒頭のあいさつで、「震災後、われわれは一致協力して義援金拠出やホールの節電に取り組んでいるが、業界に対する世間の目はこれまで以上に厳しいものがある」と言及。しかし、健全営業と節電に取り組みつつ、被災地を支援していくという全日遊連の基本姿勢は変わらないとして、「できることから確実に実行していこう」と呼びかけた。議案では昨年12月末現在の組合員店舗数が1万1522店舗と、対前年比で150店舗減少した一方、設置機械台数は8742台増加するなど、大規模店舗の寡占化が進み、小規模店舗が一段と厳しい経営環境に追い込まれている現状を報告。2011年度の事業計画案では、被災者と今後も痛みを共有し、復興に向けた取り組みを推進していくことを承認。さらに、環境にやさしいエコホール経営を推進していくことなどが、中心施策に据えられることになった。

プレイグラフ