警視庁同席の省エネセミナーに約320人(更新日:2011/07/05)
都遊協(原田實理事長)は7月1日、東京都の関連団体などから講師を招いて、港区の「ヤクルトホール」で省エネセミナーを開催。行政当局も同席する中、319人の組合員が参加した。原田理事長は冒頭、同日から始まった輪番休業について言及(初日は114店舗が休業)。「都内1089店舗のすべてが順守すると信じている」と、あらためて協力を呼びかけた。ホール5団体としてメーカー団体に回答を求めていた「今回の震災を教訓とした省電力化、かつパーツリサイクルが容易な遊技機の開発」については、前向きに取り組む旨の返事を受け取ったことも明らかにし、「業界は節電に努める姿を社会に伝えていかなければならない」と強調した。続いて、東京都地球温暖化防止活動推進センター・省エネ推進チームの担当官が、デマンド監視装置の必要性を力説した上で、照明・空調別に節電ポイントを解説。ホール5団体小委員会環境実務者会議の薛博夫座長は、節電行動計画の作成方法を説明するとともに、輪番休業日の店内作業に関する注意事項(「原則、電気を使わない」など)をレクチャーした。また、警視庁保安課の亀信樹係長は「間引き照明などにより、防犯体制に支障が出ないよう、より高い防犯意識で臨んでほしい」と指導。「輪番休業などの取り組みは、業界の総意と聞いている。健全営業に努めつつ、順守してほしい」と語った。なお、都遊協の節電対策は同3日、TOKYO MXテレビの都広報番組「TOKYO,BOY」でも紹介された。
プレイグラフ
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