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2009年8月7日金曜日

都遊協が遊技機メーカーと意見交換会

都遊協が遊技機メーカーと意見交換会(更新日:2009/8/7)

東京都遊協は7月29日、東京地区に拠点を持つ遊技機メーカーおよび東遊商役員5名の計27名と、遊技機の販売方法等に関する意見交換をした。

席上、都遊協側が遊技機の販売方法で業界4団体の合意以前とで変更があったかどうかを各メーカーに質問したところ、メーカー側からは「販売方法や考え方に変更はない」との意見が多かった一方、一部で実施されていた供給台数の関係での優先販売や、導入台数の多い順といた各種販売方法が、合意後には見直したとの報告などもあった。

また、人気機種などホール側の需要に対して供給が間に合わない場合、どのような対応を考えているのかという都遊協側の質問に対し、「実績を重視して納品するようになると思う」「何らかの制限をつけないといけない場合も出てくる」などの考えがメーカー側から出された。関連して、需給バランスをとるためメーカー側では部品の発注に最も苦慮しているとの意見も出たほか、機械代のコスト削減のため海外から部品を調達しているメーカーが多く、世界的な不況の影響と遊技機価格との関連を指摘する声もあった。

さらに、受注生産の可能性については、部品の在庫を極力排除したいメーカー側の意向を勘案して、都遊協側から「検定に適合してから半年後の納品でもよいので、受注のあった台数分だけ製造できないのか」との意見が出された。これに対してメーカー側から「検討する余地は十分にある」との前向きな意見が出された一方、検定有効期間の問題や「旬なものをなるべく早く出したい」との意向なども多く寄せられた。

また、受注生産のメーカー側の不安要素として、ホール側のキャンセルや他社の動向を見定めながら市場投入する現状、さらには検定に適合してから納品までに間隔があくことのデメリットなども挙げられた。さらに、メーカー側からは入替自粛に対する否定的意見、コスト削減の取組みの難しさ、スタート賞球数が多い「遊パチ」の需要についてなど、より具体的内容での情報交換が行われた。


遊技通信

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