コオエイ商事、破産手続き開始決定受ける(長野)(更新日:2010/3/9)
民間信用調査機関によると、コオエイ商事(長野県北佐久郡御代田町、代表千原耕造氏)が3月3日に長野地裁佐久支部より破産手続き開始決定を受けたことが分かった。
同社は、1991年11月にパチンコ店の経営を目的に設立。当初は不動産賃貸業として事業を行っていたが、96年3月に小諸市甲に約2億円を投じてパチンコ店「MAX」をオープンしてからは、主業をパチンコホール経営に切り替えていた。売り上げや遊技機械台数の
規模では小諸市内でも上位に位置されていたほか、交通量が比較的多い主要幹線道路沿いの立地であったことから、99年7月期にはピークとなる約60億700万円の年売上高を計上していた(その後決算期を2月に変更)。
しかし、近年は隣接する佐久市に郊外型大型店舗が相次いで進出していたほか、小諸市内においても同業の出店が行われるなど競合が激化。不況の影響も加わるなどし、2009年2月期の年売上高は約5億2200万円にまで落ち込んでいた。
申請時の負債は約4億5000万円。
遊技通信
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