店内への銀行ATMが半年振りに試験店拡大へ(更新日:2010/11/23)
一部メディアのバッシング報道などにより、今年春に進展をストップさせていた「パチンコ店内への銀行ATM」が、およそ半年振りに試験店導入拡大に向けて動き出すことがわかった。11月17日の全日遊連理事会で報告されたもの。現在、同システムは東京・千葉・埼玉・神奈川の1都3県と、兵庫・奈良の関西2県の約150店舗に導入されているが、今後は前出・関東の1都3県に茨城・栃木・群馬を加えた1都6県の計250店舗に新規試験導入される予定となっている。福岡県内でも10店舗を対象にフィールドテストを実施する予定。「パチンコ店内への銀行ATM」はトラストネットワークス(本社・東京都中央区)が、全日遊連の意見も仰ぎながら、07年11月から導入試験を開始。昨年11月までに少しずつ導入店を拡大していた。ところが、そのころから共産党系機関紙が否定的な記事を展開。そのため、トラストネットワークスでは、今年に入って、試験店導入拡大の動きを当面見合わせることを明らかにしていた。再開することになったのは、同社から示された「のめり込み防止」の強化策が容認されたため。現在、同システムは複数店舗にまたがって利用する場合でも、1日あたりの上限金額は一人総額3万円。貸付機能も付いていない。その制限に月あたり15万円の総額規制も加えることになった。また、導入店が売上金を当該ATMに入金できる売上金入金機能も、利用時間の拡大を決定。関東地区では、昼だけでなく、夜間も利用できるようになる。
プレイグラフ
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