帝国データバンクまとめ、ホールの倒産件数が激減(更新日:2010/1/26)
民間信用調査会社の帝国データバンクがまとめたところによると、09年におけるパチンコホール経営業者の倒産件数は30件で、08年の72件と比べて約6割の減少となったことが分かった。負債総額は約287億円で、前年の625億円と比べて54%の減少。
同社では、ホールの倒産が減った理由として、新台の入れ替えが控えられ財務面における余裕が生じたことと、再生型の法的整理を選択する企業が減ったことの2点を挙げている。法的整理を選択する企業の減少は、民事再生法の適用申請では成功例が少ないことと関係しており、取引先への支払いの延期や借入金返済のリスケジュール要請などで、なんとか破綻を避けている業者が後を絶たないのが実情だという。そのため、倒産件数が激減したことだけで、パチンコ業界の信用不安がぬぐい去られるわけではないとしている。
遊技通信
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