コオエイ商事が事業停止、自己破産申請へ(長野)(更新日:2009/12/4)
民間信用調査機関によると、コオエイ商事(長野県北佐久郡御代田町、代表千原耕造氏)が11月30日付で事業を停止し、事後処理を弁護士に一任し、自己破産申請の準備に入ったことが分かった。
同社は、1991年11月にパチンコ店の経営を目的に設立。設立当初は不動産賃貸業として事業を行っていたが、96年3月に小諸市に土地約8000平米を約2億円を投じて取得。同地にパチンコ店「MAX」をオープンしてからは、主業をパチンコホール経営に切り替えていた。99年7月期にはピークとなる約60億700万円の年売上高を計上していた。
しかし、近年は隣接する佐久市に郊外型大型店舗が相次いで進出していたほか、小諸市内にも同業の出店が行われるなど競合が激化。不況の影響も加わり、09年2月期の年売上高は約5億2200万円にまで落ち込んでいた。このため資金繰りは次第に悪化し、ここにきて事業継続を断念した。
負債は前期末で約5億円。
遊技通信
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