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2009年9月3日木曜日

秋田県内のホール駐車場で11カ月男児が死亡

秋田県内のホール駐車場で11カ月男児が死亡(更新日:2009/9/3)

全日遊連が発信したところによると、8月27日の午後1時半頃、秋田県由利本荘市内のホール駐車場で、遊技客の車内放置が原因で11ヵ月の男児が死亡する事故が発生した。死因は熱中症とみられる。



秋田県遊協などの報告によると、由利本荘市内のホール駐車場で、にかほ市に住む主婦の女性が乗用車で来店、車内後部座席にあるチャイルドシートに11ヵ月の男児を寝かせたままホール駐車場に放置し、午前10時過ぎから約3時間、同店でパチンコをしていた。車の後部座席にはスモークシートが貼られており、窓は閉め切ったまま、エアコンはかかっていない状態だったという。



午後1時15分頃に女性が遊技を終えて乗用車に戻ったところ、車内でぐったりしている男児を発見し119番通報した。男児は救急隊員が駆けつけた時にはすでに心肺停止状態で、病院に搬送して45分後に死亡。熱中症による脱水症状が死亡原因とみられる。



地方気象台によると、同日午後1時30分頃の由利本荘市の気温は29・3度を記録しており、日よけのない屋外駐車場に止めていた車の車内温度はかなりの高温であったとみられる。警察は翌28日未明、母親の女性を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕した。

事件発生に伴い、全日遊連では8月28日に各都府県方面遊協に対して緊急通達を発出。「ホールにおける子供事故防止対策4箇条」をあらためて添付し、ホール駐車場等の確実な巡回確認と効果的な店内放送等の実施を徹底するとともに、ホールが子供事故防止に積極的に取り組んでいることを来店客や地域住民に強くアピールするよう要請した。


遊技通信

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