大一製パチンコ機の一部機種が不具合で全台撤去へ

大一製パチンコ機の一部機種が不具合で全台撤去へ(更新日:2012/01/24)

大一商会（本社・愛知県北名古屋市、市原高明社長）製のパチンコ機の一部機種に、このほど不具合があることが判明。設置店からの全台撤去の方向で、関係者間の話し合いが進められていることがわかった。対象機種は「CRタイタニック ザ・パチンコ」シリーズ、「CRピンクレディー2011」シリーズ、「CR本官にまかせろ!」シリーズ、「CR真・遠山の金さん」シリーズ、「CRアラビアンラッシュ」。不具合の内容は「特殊な条件下において、下部スピーカーの温度が規定値を超えて上昇する」もの。発生頻度は極めて低いが、最悪の場合は発火するおそれがあるという。そのため、大一商会と全日遊連は設置店舗に対し、対象機種の稼働を止め、電源プラグをコンセントから外すよう呼びかけている。現在、両者は補償問題の折衝中で、全日遊連執行部は「すぐに代替機を用意できない中小ホール保護の観点から、特に営業補償期間については慎重に検討してほしい旨、要望している」と述べている。また、大一商会は2月20日から市場導入予定だった「CRミッションインポッシブル」の販売延期を発表。品質面での再確認を行うためで、関係者各位に理解と協力を訴えている。

プレイグラフ