警察庁が駐車場の幼児車内放置事故防止へ要請文書(更新日:2011/08/02)
警察庁保安課は、石川県内のパチンコ店の駐車場で7月25日に起きた幼児の車内放置事故死事件を受け、同27日付でホール5団体に「駐車場における児童の車内放置事案の防止について」と題する要請文書を発出。従前から要請している「駐車場の定期的な巡回点検」「車内放置防止のための広報啓発」などの再徹底に加え、「児童を連れて車両により来店しようとする遊技客について、駐車場そのものへの入場を断ること」も検討するよう求めた。一方、全日遊連も、同日付で都府県方面組合やほかのホール団体などに「子供事故防止対策の徹底について」と題する緊急文書を発出していたが、この警察庁文書を受けて、翌28日、あらためて都府県方面組合などに文書を発出。子連れの入場を断る旨を店頭に表示するなどの「ホールにおける子供事故防止対策4箇条」と、1時間に最低1回の定期巡回点検を実施するなどの「ホール駐車場巡回点検4箇条」の再徹底を要請している。石川県の事案は、両親が、1歳の幼児をホールの駐車場内に停めた車の内部に放置したまま、約4時間半もパチンコに興じ、熱中症と見られる症状で死亡させたもの。これで同種の幼児死亡事案は4年連続。
プレイグラフ
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