矢野経が顧客・市場分析のセミナー開催(更新日:2011/11/15)
矢野経済研究所(本社・東京都中野区、水越孝社長)は11月10日、東京都中央区の「銀座会議室」で「カスタマープロファイリングセミナー第2弾」を開催した。同社の高橋羊研究員は、「パチンコホールのエリアマーケティング」と題して講演し、同社がこのほど開発したホール向けのGIS(地図情報システム)を用いた新たな商圏調査手法を紹介。同システムでは、全国のホール情報をほぼ網羅しており、「例えば、『1キロメートル範囲の総人口が〇人以上』『台当たり人口が〇人以上』『競合店が〇店舗以下』『大手チェーンがいない』など、複数の条件に適したエリアを即座に検索し、表示することができる」と説明し、参加者の関心を引き付けた。オムロンアミューズメント、顔認証・環境事業統括の庄田雄一主査は、「顔認証カメラを活用した顧客分析」をテーマに講演。10月に同社の顔認証システム「マーサス」の導入ホール数がおよそ200店舗に達したとし、「すべての導入ホールがチェーン店。また、苦戦している店舗より、強豪店が目立つ」と明かした。
プレイグラフ
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