福島のダイエーの民事再生手続きが終結(更新日:2011/01/18)
東北・関東に24店舗展開するホール企業のダイエー(本社・福島県会津若松市、金宮秀明社長)は1月6日、東京地方裁判所より民事再生手続きの終結決定を受けた。同社が取引先や報道関係などに送付したあいさつ状で明らかにしたもの。同社は07年4月当時、41店舗を展開していたが、約636億円の負債により、民事再生法の適用を東京地裁に申請。同12月に認可された再生計画に基づき、翌08年1月から同地裁の監督の下で再建に取り組んできた。そして、その後、ほぼ計画どおりに立て直しを進める中、同法所定の3年間が経過したことから、今回の決定に至ったもので、同社はあいさつ状で、「今後、弊社は裁判所の監督を受けることなく、新たに社会的責任のある一企業として再出発していくことになります。今後も業界は厳しい経営環境が続くものと思われますが、この流れを覚悟しながら、『生かされた会社』としての社会的責任を自覚し、皆さまへの感謝と報恩の気持ちを忘れることなく、堅実経営へのさらなる強化に全社一丸となってまい進する所存です」と述べている。
プレイグラフ
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