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2006年2月21日火曜日

ダイナムが美しが丘店営業停止の経緯を説明

ダイナムが美しが丘店営業停止の経緯を説明(更新日:2006/02/21)

ダイナム(本社・東京都荒川区、佐藤公平社長)は2月16日、同社の「美しが丘店」(札幌市)が営業停止処分を受けた問題で会見。処分理由は、昨年7月に偽ブランド品問題で摘発された大手景品卸会社「三井」からの賞品仕入れにからみ、「賞品管理等に関する注意義務を怠り、偽ブランド品をぱちんこ等の賞品として遊技客に提供していたとして、風適法第19条および風適法施行規則第29条違反に問われた」ことであったと説明。1000~3000円の市場価値しかない偽ブランド品を1万円相当の賞品として取り扱っていたことが等価交換の原則に反するとされたという。しかし、同社は当時、並行輸入された本物であると信じていたことや、市価より高い価格に対応する数量の玉と交換したことが射幸心をそそるとは考えにくいことなどを主張。札幌地裁に処分取消請求訴訟を提起するとともに、処分の執行停止を求める申し立てを行ったが、同地裁が申し立てを却下したため、長引く可能性がある取消請求訴訟を取り下げ、全面的な情報開示に踏み切ることにしたと述べた。同社は約220ページに及ぶ詳細な報告書を作成して多方面に配布する予定で、「一企業の枠を超えた問題が内包されている。議論の輪を広げたい」と語っている。

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