楽天市場

2007年8月7日火曜日

「追徴課税処分は誤り」東京地裁でホール勝訴

「追徴課税処分は誤り」東京地裁でホール勝訴(更新日:2007/08/07)

東京国税局から約33億円もの所得隠しを04年に指摘され、約17億円の追徴課税処分を言い渡されたホール企業が国を相手取り、処分の取り消しを求める訴訟を東京地方裁判所に提起。同裁判所は6月29日、同社の主張を全面的に認め、処分の取り消しを命じる判決を言い渡した。国は控訴期限までに控訴せず、同社勝訴の判決が確定した。訴えていたのは北海道を中心に店舗展開する「アルファ・ドーム」(旧千歳ドーム、本社・東京都千代田区)。判決などによると、同社と以前グループ関係にあった不動産会社が91年当時、阪急電鉄から請け負った土地取得事業が期限内に成立せず、約22億円の違約金が発生した。しかし、この不動産会社は経営悪化を理由に支払いを拒否。一方、千歳ドームは当時の系列5店舗を阪急に売却。97年から賃料として毎月約1億円を支払い、営業を続けた。ところが04年、東京国税局が「相場より高い。不動産会社の違約金を上乗せしている」と指摘。約7年分の上乗せ額約33億円を所得と認定した上で追徴課税していた。

プレイグラフ

0 件のコメント:

コメントを投稿